2泊3日で楽しむ福岡!ダイビングも観光もてんこ盛りの欲張りダイブトリップ情報

九州各県へのアクセスの起点でもあり、グルメも観光も楽しめる街・福岡県。アクセスの良さもあり、東京・大阪から訪れるダイバーが急増中!2泊3日でダイビングも、グルメも、観光も全部楽しめます。初めて訪れる人必見!福岡の人気ダイビングポイントからおすすめショップ、観光情報まで一挙にご紹介します。

INDEX

福岡はどこで潜れる?
福岡の行きかた
福岡のダイビングを楽しむ
おすすめのダイビングショップ
2泊3日旅行モデルプラン
人気の観光スポット
福岡のおすすめ地元グルメ&お土産 現地ガイドの口コミ情報

 

福岡はどこで潜れる?

福岡と聞いてみなさんの頭に浮かぶものは何ですか?
明太子、水炊き、もつ鍋などのご当地グルメ?
それとも、博多、中洲の繁華街や福岡タワー、門司港などの観光地?

九州の玄関口でもある福岡。実はグルメや観光だけでなく、世界に誇るダイビングスポットをもつ魅力あふれるエリアなんです!

 

博多からもアクセス抜群!

福岡でのダイビングのベースとなるエリアは大きく分けて5つ。それが、志賀島、新宮、恋の浦、相ノ島、宗像・沖ノ島です。福岡県の外海に面したエリアで、博多駅から最寄り駅まで電車で約25分と抜群のアクセスを誇ります。

 

世界が注目!沖ノ島ってどんなところ?

2017年に世界遺産に登録された「神宿る島 宗像・沖ノ島」は、福岡市から北北西に約70㎞の場所に位置しています。黒潮の支流である対馬海流が当たる周囲4㎞ほどの孤島で、島へアクセスする公共の交通機関はなく、ダイビングボートで移動します。島全体が宗像大社の私有地のため、無断上陸は厳禁。現代でも古代祭祀遺跡が受け継がれており、ここで見つかった約8万点の品は国宝に指定されています。

左から鳥居の役割をしている小屋島、御門柱、天狗岩と一番の大きな島が「神宿る島」と言われる沖ノ島

 

福岡の行きかた

「興味はあるけれど、九州は遠い。なかなかお休みもとれないし…」という人におすすめしたいのが飛行機でのアクセス。朝の便で出発すれば、なんと到着日に2ダイブも可能!移動時間を少しでも減らして、ダイビングや観光を存分に楽しむことができます。また、大阪以西にお住まいの場合、帰りの移動に新幹線を選択すれば、最終日もダイビング可能!

東京からのアクセス

羽田空港>約100分>>>福岡空港
空港から最寄り駅まで電車で移動(約40分)

大阪からのアクセス

伊丹空港>約65分>>>福岡空港
空港から電車で移動(約40分)

復路は新幹線利用がおすすめ!
博多駅>約2時間半>>>新大阪駅

 

 

福岡のダイビングを楽しむ

世界遺産・沖ノ島で楽しむワイルドダイビング

九州の玄関口福岡から、沖ノ島まではボートで約2時間。海中では、背丈ほどもある色鮮やかなソフトコーラルの間でアカオビハナダイやキンギョハナダイなどが百花繚乱の乱舞を見せてくれます。ダイナミックな地形に加え、イソマグロなどの回遊魚も見られ、通年を通して魚影が濃いのが特徴。ハイシーズンにはイサキやタカベが壁のように覆いかぶさってくるほどです!このビッグポイントに福岡発日帰りで行けるという利便性もあり、今後ますます人気が高まりそうな予感!

色鮮やかなソフトコーラルの群生と、地形が楽しめます

 

海のシーズナリティ―

春( 3 ~ 5月) 水温:12~18℃
1年間で最も多くのウミウシを楽しむことができる季節。ダイバーに人気のダンゴウオも観察できます
夏 ( 6 ~ 9月) 水温:18~26℃
アオリイカの産卵をはじめ、様々の生き物の繁殖期にあたる季節。生まれたばかりの卵を狙った回遊魚の捕食シーンも見られ、魚影が最も濃くなります。人気のイサキウォールもこの時期がピークです
秋 ( 10 ~ 11月) 水温:20~25℃
玄海灘特有の青物が活性化し始め、季節来遊漁などバラエティーに富んだ様々な生物が観察できます
冬 ( 12 ~ 2月) 水温:12~20℃
透明度が最も良い季節。色彩豊かなソフトコーラルと起伏にとんだダイナミックな地形を同時に楽しめます

沖ノ島で人気のダイビングポイント

ガーデン

エントリー ボート
最大水深 20m
特徴 のんびりリラックスダイビングが楽しめるポイント
岩山を覆い尽くす程のイソギンチャクの群生が人気です。ウミガメなどの人気生物も見られることがあります。
イソギンチャクが群生するエリアは着底禁止のため、しっかり中性浮力をコントロールして潜りましょう

根を覆いつくすように舞う、色鮮やかな魚たちは通年見られます

イサキの群れ。トップシーズンには数万匹もの大群になり、前が見えなくなるほどのイサキウォールが楽しめる

 

沈船から生物まで幅広く楽しめる近海エリア

福岡の中心地から車で40分ほどで到着する近海のエリア。電車でのアクセスも可能なので、現地集合&解散でアフターダイブの時間を有効活用できるのもうれしいポイント。

海底には色鮮やかなソフトコーラルの群生が群生し、その周辺を泳ぎ回るのはサンマなどの幼魚たち。時には、幼魚を狙ったヒラマサのダイナミックな捕食シーンが観察できることもあり、海中は通年にぎやかな雰囲気に包まれています。
また、10台ほどの車両や船が漁礁として沈められているポイントもあり、それを住みかとする魚たちをじっくり観察&撮影することができます。

港には器材洗い場やきれいな更衣室も併設されているほか、100台近い車が駐車できる大型の駐車場も完備されています。

 

近海で人気のダイビングポイント

ジャングルジム

エントリー ボート
最大水深 25m
特徴 色鮮やかなソフトコーラルの群生が楽しめるポイント。ウミウシなどのマクロ生物のほか、通年住み着いているアジやイワシ、サンマなどの幼魚を狙ったヒラマサの捕食シーンも観察できます。マクロからワイドまで幅広く楽しむことができます。
平均水深が深いため、減圧症とエアーの消費に注意が必要です

 

グレイブ

エントリー ボート
最大水深 20m
特徴 砂地の海底に10台ほどの車両や船が沈められているポイント。沈船を住みかとする幼魚の群れや魚をじっくり観察することができます。被写体が多く、水中写真撮影にもおすすめです

 

おすすめダイビングショップ

JOINT

オーナのー寺澤淳二さんは福岡をベースに、九州本土で唯一のダイビング専用船『ARK』号で色彩豊かな海をガイドしています。大容量の温水シャワーや大型カメラ桶を完備した船内設備は、フォト派ダイバーにも大人気です。

Tel.092-202-9000
WEB>>i-joint.jp
E-mail>>info@i-joint.jp

 

2泊3日旅行モデルプラン

飛行機を利用して、2泊3日でダイビングも観光も楽しむ欲張りプランをご紹介します。福岡でダイビングを楽しむなら博多から電車で35分ほどのところにある奈多漁港近くのホテル滞在がオススメ。少ない移動で海も博多観光も満喫できます!3連休などで、気軽に遊びにいける福岡。ぜひ参考にしてみてください。

1日目
午前
各地から朝の便で福岡空港へ
空港からは電車で奈多駅まで移動
(約35分)
奈多駅にショップの車がお迎え、港へ
(約5分)
奈多漁港からポイントまではボートで移動
1日目
午後
 2ボートダイブ
ショップの車で奈多駅へ移動
奈多駅から宿まで移動
2日目 朝7:30 奈多漁港集合
終日: 3ダイブで沖ノ島を潜る
3日目 終日:レンタカーまたは電車で「博多観光」
夕方、福岡空港へ移動
夜の便で福岡空港から各地空港へ

※関西以西にお住まいの場合、復路の移動を新幹線にすれば3日目もダイビング可能です

人気の観光スポット

太宰府天満宮

学問の神様として有名な、菅原道真が祀られている太宰府天満宮。年号「令和」ゆかりの地でもあり、パワースポットとして人気のスポットです。神聖な雰囲気が漂うなか、周辺にはおしゃれなカフェも立ち並び、歴史とモダンな空気をいっしょに楽しむことができます。

 

「神宿る島」宗像・沖ノ島

三女神をまつる宗像大社の一部として、島にまつわる伝統とともに、神聖な存在として受け継がれてきた沖ノ島。2017年に世界遺産登録され、ますます注目されています。沖ノ島は神域とされ、神職者以外の一般の人の立ち入りが禁止されています。上陸はできませんが、近くの大島にある「沖津島遙拝所」から参拝することが可能です。女人禁制で有名な沖ノ島ですが、大島や沖ノ島岩礁域は沖ノ島上陸とはみなされないので、女性でも島の周囲から参拝できますよ!

 

宗像大社

天照大神御神の三柱のお子様の三女神を祀っている宗像大社。沖ノ島「沖津宮」、大島「中津宮」、田島(本土)「辺津宮」の三宮を総称して「宗像大社」と言います。 皇室、国家を守る神様として、宗像大神(むなかたおおみかみ)をお祀りする神社は全国に6000余社ありますが、宗像大社はその総本宮! 現在は交通安全の神様として厚く崇敬されています。写真は田島にある「辺津宮」。「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群としても一度はぜひ訪れてみて欲しい場所です。

田島「辺津宮」の本殿

 

福岡のおすすめ地元グルメ&お土産 現地ガイドの口コミ情報

グルメ

「もつ鍋、水炊き、ゴマサバは福岡を訪れたら絶対に食べてほしい地元グルメです!」
(寺澤淳二さん/JOINT)

 

お土産

「福岡と言えば明太子がお馴染みですね。その他、お土産はやまやのイカめんたい、如水庵の筑紫もちも人気ですよ~買って行ったら喜ばれること間違いなしです!」
(寺澤淳二さん/JOINT)

 

終わりに

いかがでしたでしょうか?
海も陸も楽しむ「欲張りダイブトリップ情報」をご紹介しました。今回は2泊3日で楽しむをテーマにしたため、県北・県南に分けてご案内しましたが、長いお休みが取れるなら、宮崎まるごと旅や九州周遊も可能です!皆さんもぜひ、訪れてみてくださいね。

 

 

九州のダイビング&観光関連記事はこちら

2泊3日で楽しむ鹿児島!
2泊3日で楽しむ長崎!
2泊3日で楽しむ大分!
2泊3日で楽しむ鹿児島!

その他九州の関連記事はこちら

九州東部のダイビング見どころ
九州西部のダイビング見どころ
九州南部のダイビング見どころ
九州北部のタイビング見どころ

【協力】
写真=寺澤淳二
観光写真=福岡市、福岡県観光連盟

AUTHOR

Koga

DIVER ONLINE 編集部

おすすめ記事RECOMMEND

  • PR

    購入する器材の資金に迷ったらスルガ銀行の「ダイバーズ…

  • PR

    8月発売!革新機能と遊び心がハイブリッドに交わうPR…

  • PR

    再び"身近"な国へ! STW「フィリピンサマーキャン…

  • PR

    奄美大島「THE SCENE」で今が旬のホエールウォ…

  • PR

    ダイビングも日常も! コンパクトなダイビングコンピュ…

  • PR

    恋する石垣島 ダイビングポイントガイド〈06〉〜敏…

  • 【最新版】スタッフリアル愛用♡夏も冬も大活躍!DIV…

  • 2021年下半期もっとも売れた商品TOP10を発表!

  • あなたはいくつ持っていますか?海と地球にやさしい暮ら…