串本
本州最南端の町、和歌山県串本町。
黒潮が本州で最も接近するこの海は、熱帯性の生き物と温帯性の生き物が混生する、独特でユニークな生物層を持つ。古くから西日本の代表的なポイントとして多くのダイバーに愛されて来た串本。関西だけではなく、日本全国のダイバーが集まるビッグポイント!
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白浜
沈船や地形もおもしろい白浜。
関西の温泉リゾート地として古くから知られているが、実はダイビングポイントとしても紀伊半島でいち早く解放された歴史がある。地形・生物ともに変化に富み、初心者から上級者まで満足することができる。白浜には多くの有名観光スポットがあるが、水中の景観も地上に負けず劣らずダイナミック!
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みなべ
京阪神の日帰りポイントとして人気の高いみなべ。
ドロップオフ、砂地、サンゴ礁とバラエティに富んだ海中景観は、通えば通うほどハマってしまう楽しさを秘めている。紀伊水道に流れ込む黒潮が作り出したワンダーランドは誰をも虜にしてしまう魅力がいっぱい!
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串本おすすめのダイビングポイント
☆圧倒的な存在感を持つ巨大な一枚岩 島廻り
島廻りは外洋ポイントの一つ。無数に群れるキンギョハナダイやイサキ、メジナなどの根魚がグルングルン回ってくる。潮がいいとカンパチなどの大型回遊魚の群れも期待できる。内海のポイントと比べて根の規模が大きいのがよく分かる。広い視野で、切り立つドロップオフなどの地形や群れを楽しんだ後、安全停止を兼ねて浅場でゆっくりとマクロウォッチングを楽しむのがおすすめ。
シラコダイが熱烈歓迎!/photo:古見きゅう
☆多彩なマクロ生物に魅了される グラスワールド
基本となるのはフラットなサンゴ質の岩とガレ場。
一見すると地味なのだが、マルスズメダイやセナキルリスズメダイなどキレイでかわいい魚が浅い水深にたくさんいて、見るのも撮るのも困らない。
よーく探すとベニヒレイトヒキベラなどのカラフルでかわいいお魚もいっぱいいて、とにかく魚が多い。 しかも、狭い範囲にもの凄い種類の魚がひしめき合っているので、じっくり腰を据えて潜りたいポイント。
マクロ派にはたまらない!/photo:上田直史
☆マニア垂涎のハゼワールド 備前
砂地の種類豊富なハゼたちが出迎えてくれるポイント。
ヤシャハゼやヤノダテハゼ、ホタテツノハゼなど普通は神経質なハゼたちが、ここでは非常にフレンドリーで近寄りやすい。撮影時、引っ込んでしまってもすぐに出てくる。簡単に最短撮影距離まで近寄らせてくれる気前のいい奴ぞろい。マニアもビギナーも納得いくまで楽しむことができる。
ゼマニアのパラダイス!/photo:上田直史(左)、古見きゅう(右)
☆底力を感じさせる老舗ポイント 住崎
串本の中でも、古くから潜られる老舗ポイントの一つ。
アンカーの根の周辺が見どころで、アカヒメジなどがおもしろいほど群れていて華やか。以前、玉のように群れていたカゴカキダイは姿を消してしまったが、ホウライヒメジやナミマツカサが多く見られるようになった。ムチカラマツなどに隠れる甲殻類もじっくり探すとおもしろい。ウルトラ怪獣のマガキガイも見ることができる。
ナミマツカサ/photo:上田直史
フォトジェニックなウルトラ怪獣、マガキガイ/photo:古見きゅう
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串本ダイビングスクール DIVE STATION
安全に安心して楽しんで頂ける様、Cカード取得コースや初心者の方は全て1チーム4人までの完全少人数制です。 ダイブステーションは皆様のダイビングをトータルサポートさせて頂きます。
白浜おすすめのダイビングポイント
☆ビギナーから楽しめて見どころ満載! 沈船
10年ほど前、漁礁効果を狙って人工的に沈めた沈船は、白浜を代表するレジャーダイビングのビッグポイントだ。海底に沈む全長約28mの船は、キャビンや内部にも入れるが、水深18m以浅の砂地に鎮座しているので、オープンウォーターダイバーのレベルでも楽しめる。周辺にはキンメモドキやネンブツダイがたっぷりと群れていて、これを狙うイサキやカンパチなどの回遊魚もよく現れる見どころ満載のポイント。
圧巻魚群の沈船。初心者もOK/photo:ミスオーシャン
カンパチのアタック!/photo:ミスオーシャン
☆カラフルなビッグアーチがお出迎え エドセ
シーマンズビーチのオリジナルポイントであるエドセ。5〜6人で手をつないでくぐれるような大きなアーチが見どころ。アーチの上面にはカラフルなソフトコーラルが豊かに群生し、このアーチをイサキの大群もよくくぐり抜けている。奥まった場所には2匹の大きなクエが潜んでいて、注意深く近づけばかなりの近距離まで接近可能。アーチにはいろんな生物が暮らしているので、じっくり観察するのがオススメ。ダイナミックな景観だけでなく、サンゴの陰に身をひそめる黄色いタツノオトシゴや、ウミウシたちもいっぱい見られるのも魅力のポイントだ。
ジャパニーズピグミーシーホース/photo:ミスオーシャン
☆黒潮の恵みを受ける生き物の宝庫 浅エビ瀬
港からわずか5分で到着する近場でありながら、その魚影の濃さと地形のアップダウンが魅力。いくつも折り重なるように水中に瀬が続き、黒潮の分岐流が直接当たっていることをしょうめいするかのように、ニザダイの群れが壁を作って移動する光景が眼前に何度も展開する。根のトップでキンギョハナダイが乱舞する場所も多く、瀬や根の境目にはコロダイやクエなどの姿もよく見られる。コロダイは群れていて、ダイバーに慣れているのか、逃げようともせずたっぷり時間をかけて見ることができる。
キンギョハナダイの群れ/photo:ミスオーシャン
☆ドロップオフの大迫力!人気No.1ポイント エビ瀬
白浜で一番人気があるポイント。水深16mから40mまで一気に落ちるドロップオフの大迫力!外海に面しているため潮の流れが早いことが多く初心者には難しいが、生物が豊富で地形もダイナミックなので、天気や透明度の良いときであれば、沖縄や海外に負けないくらいの海を味わえる。イサキやニザダイ、キンギョハナダイの群れはもちろん、ナンヨウキサンゴや、クダゴンペ、ウイゴンベ、スジハナダイ等のエビ瀬でしか見ることが出来ない生物も多い。珍しいフリソデエビが目撃されたこともあり、白浜でダイビングをするなら外したくないポイントだ。
エビ瀬でしか見られないスジハナダイ/photo:ミスオーシャン
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ミスオーシャン
創業22年のミスオーシャンは初心者ダイバーからインストラクターレベルのトレーニングまで全ダイバーを対象に幅広くコースを提供することが出来るダイブ・リゾートです。楽しくダイビングを『始める』&『続ける』環境がココにはあります。
みなべおすすめのダイビングポイント
☆地形と回遊魚の二本立て ショウガゼ/ミサチ
ショウガゼはなんと言ってもダイナミックな地形とオオカワキリギンチャクが見どころ。根のトップから一気に海底まで潜降すれば、あのレモンイエローに輝くオオカワキリギンチャクの群生が辺り一面に広がる。イサキの群れは常時いるし、カンパチの群れに遭遇することも。とにかく魚影が濃いポイント。根のトップにはかわいいギンポの仲間がたくさんいるので、かなりの充実感。ミサチのドロップオフは、夏場の回遊魚遭遇率ナンバーワン。ツムブリ、ブリ、ハマチ、カンパチが毎年必ず迫力のシーンを見せてくれる。根のトップから底まで見どころ満載だ。
オオカワキリギンチャクの花園/photo:李 友喜
ミサチのドロップオフで群れ!群れ!群れ!/photo:李 友喜
☆夏場の砂地はまさにハゼ天国! 南部出し/南部出しパート2
南部出しの砂地はハゼ天国。ネジリンボウ、ヒレナガネジリンボウ、ヤノダテハゼ、クビアカハゼ、ハチマキダテハゼ、ダンダラダテハゼなどの常連から、ときにヤシャハゼ、ホタテツノハゼ、ミジンベニハゼなんかも見られる宝箱のようなポイント。砂地はやや浅めなので、初心者でものんびり潜れる。南部出しパート2はやや深めの砂地だが、みなべに来たらぜひ潜りたい究極の砂地ポイント。
砂地にたくさんのハゼたちが!/photo:李 友喜
☆洞窟やアーチで冒険気分 ビーロック/ロングアーチ
洞窟、アーチ、クレバス・・・、入り組んだ地形が好きな冒険派ダイバーにぜひとも潜って欲しいポイント。ビーロックには大きな洞窟一つに立派なアーチが2つ。しかもアーチの中にはキンメモドキなどの小魚がびっしり群れている。迷路のような地形に潜む生物たちも見逃せない。ロングビーチはみなべで一番長いアーチのあるポイント。その周辺は魚影も濃いので、地形と魚群の両方が楽しめる。
アーチに入る前のドキドキ感♪/photo:李 友喜
☆コーラルガーデンで癒される 西崎サンゴ
沖縄や串本にも負けないテーブルサンゴの群生がある。潜った人がサンゴの密度に驚くほど。夏場のサンゴはかわいい魚たちの住みかにもなっていて、のんびりフィッシュウォッチングが楽しめる。ここでは何も考えずにボーッとして、癒されるのが最高。夏にはサンゴの産卵を見ることもできる。
テーブルサンゴの群生/photo:李 友喜
みなべのダイビングツアーも探せる!みなべのダイビング情報はこちら
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サンマリン
当ダイビングサービスは和歌山県みなべ町にあり、目の前には景勝地、鹿島を望む海岸線が広がっています。世界一の潮流“黒潮”の恵み多き南部の海を初めての方からリピーターの方まで心からご満足頂けるように努めております。