気になるフィリピン・セブの海 人気ポイント7選

国をまたいだ行き来ができなくなり半年以上。1日も早く、大好きな南の島へ潜りに行ける日が来ることを願って、フィリピンの海を知り尽くした日本人ガイドの方たちに、自由な往来が可能になった日には、ぜひ潜って欲しいポイント、見て欲しいシーンを写真とコメントで紹介してもらいました!

INDEX

1.オスロブ
2.モアルボアル
3.マラパスクア島
4.ヒルトゥガン島
5.オランゴ島
6.マクタン島(1)
7.マクタン島(2)
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ジンベエザメと泳げる夢ポイント!

オスロブ

OSLOB

(写真=マリンハウスシーサーセブ店)

「ジンベエザメ遭遇率99%以上は世界トップクラス! サメの数が多すぎてカメラアングルが本当に忙しい。ダイビング中はボートマンが餌を与えているので、じっくりと狙ったサメを撮影することもできます。ただ、気が付くとサメに囲まれたり背後にサメが迫っていることもあるので、優雅に世界最大の魚類と泳ぐのとは少しイメージが違うかもしれません。笑」
早野嘉洋さん(マリンハウスシーサーセブ店)

 

めくるめく魚群のパフォーマンス

モアルボアル・ハウスリーフ

MOALBOAL

(写真=マリンハウスシーサーセブ店)

「ビーチから2分で広がる銀の壁! 億単位のイワシ(ミズン)が一年中群れる風景はまさに圧巻です。ダイバーが近づくと壁のようなイワシの群れがうねり、時には捻じれ、ひとつの意思を持っているかのようにさまざまな形に変化します。ただそこにいるだけで、「魚に囲まれる」という夢が向こうからやってくるポイントです」
早野嘉洋さん(マリンハウスシーサーセブ店)

(写真=エメラルドグリーンダイビングセンター)

「モアルボアルでは色とりどりのサンゴやウミガメはもちろんですが、イワシ(ミズン)の大群にぜひ囲まれていただきたいです。キラキラと群れの形を変える様子は1ダイブずっと見ていても飽きることがありません。イワシにアタックする大型魚たちや、アジの群れも見ることができます」
荒井弥生さん(エメラルドグリーンダイビングセンター)

 

尾びれが美しいサメ・ニタリに会いにいこう

マラパスクア島・モナドショール

Malapascua Island

(写真=エメラルドグリーンダイビングセンター)

(写真=エメラルドグリーンダイビングセンター)

「セブ島の南へジンベエザメに会いに行かれた方は多いと思いますが、北にも80%という高確率でニタリに遭遇できるポイントがあります。獲物を狙っているときとは違いクリーニングしてもらいながら気持ちよさそうにゆったり泳いでいるニタリは必見です。ダイビング後はホワイトサンドのビーチと遠くまで続くエメラルドグリーンの海を眺めながらのんびりしてください」
荒井弥生さん(エメラルドグリーンダイビングセンター)

 

大物好きも驚くマジカルポイント

ヒルトゥガン島

Hilutungan Island

(写真=マリンハウスシーサーセブ店)

「大物ポイントなのに超低難易度! 水深わずか5mでロウニンアジ100匹以上の群れに毎日会える、大物ファンなら一度は妄想するシーンが現実となります。その難易度たるや、スノーケリングや体験ダイビングでも普通にロウニンアジに会えてしまうほどですから、ロウニンアジに遭う難しさを知るベテランダイバーほど嫉妬する、ある意味ズルいと言いたいポイントです」
早野嘉洋さん(マリンハウスシーサーセブ店)

 

ウミウシ・マニアには絶対おすすめ

オランゴ島・ミラクルポイント

Olango Island

クロスジウロコウミウシ(写真=Pcom Dream Diving Service)

アカネコバンハゼ、(写真=Pcom Dream Diving Service)

「水深は最大で15mくらいの浅場でのんびりと潜りながら、いろいろなウミウシを見ることができます。クロスジウロコウミウシ、ラドマンミノウミウシ、ホソミノウミウシ。ウミウシの他にも、ラジアルファイルフィッシュ、リトルファイルフィッシュなどハギの仲間もいます。カラフルなソフトコーラルが多いのでイソコンペイトウガニ、ウミタケハゼ、ケボリガイ、テズルモズルエビなど、被写体向きの生物も豊富です」
トモさん(Pcom Dream Diving Service)

 

カメラ派絶賛! 被写体の宝庫

マクタン島・アグス

Mactan Island

ホヤエビ(写真=Pcom Dream Diving Service)

フリソデエビ(写真=Pcom Dream Diving Service)

「潮通しのいいドロップオフの壁沿いには、青ボヤがいっぱいでホヤカクレエビ族の一種がたくさん見られます。運がよければ2匹入ってる瞬間にも出会えます。またこの一帯はサンゴの中に住むアカネダルマハゼもたくさんいてかわいいです。アオモウミウシの仲間 エルコラニア エンドフィトファガやバロニアモウミウシ、フリソデエビ、マガタマエビもここでよく発見します。たま〜にジンベエザメに遭遇することも!?」
トモさん(Pcom Dream Diving Service)

 

ゆっくりマクロ生物をじっくり楽しもう

マクタン島・アナポグ

Mactan Island

イロカエルアンコウ幼魚(写真=Pcom Dream Diving Service)

ヤコブセンウミウシ(写真=Pcom Dream Diving Service)

フィコカリス・シムランス(ヘアリーシュリンプ)(写真=Pcom Dream Diving Service)

「緩やかな砂地のポイントで、シーズンが来るとカエルアンコウの赤ちゃんがたくさん見られます。スロープを降りると、コールマンシュリンプがいたり、浅場の草地ではニシキフウライウオ、カミソリウオ、シーホース、アミメハギの赤ちゃんなど可愛い子たちや、テングモウミウシやモウミウシの仲間もたくさん見れるマクロポイント。砂地なので、透明度はそこそこですが、流れもほとんどなくゆっくりと楽しむことができます」
トモさん(Pcom Dream Diving Service)

 

 

●教えてくれた人●

 

●早野嘉洋さん

マリンハウス・シーサーセブ店

福岡出身、ガイド歴10年目 石垣島や慶良間諸島でダイビングのガイドを続け、セブでのガイドは3年半

「セブにはこんな簡単にこんなのが見れていいの?と思わせるダイビングポイントがゴロゴロしています!」

 

 

●トモさん

Club Paraiso Resort & Pcom Dream Diving Service
マクタン島でのガイド歴は17年間。マクロが大好き。

「フィリピンの海は、年間通して潜ることができ水温の変化もあまりなく穏やかです。多種多様な生物を毎日見ることができ、マクロいっぱいのポイントや、ジンベエザメが見られる場所もあります。にこやかなスタッフの手伝いで、ストレスなく潜れます」

 

●荒井弥生さん

エメラルドグリーンダイビングセンター

セブでガイドを始めて25年の大ベテラン!

「太陽の光が降り注ぐ浅場に群れる魚の多さと元気なサンゴたちがフィリピンの海の魅力です。 その景色をゆ〜っくり楽しめる穏やかな海が大好きです。まだまだ新しい発見があるセブの海をまた皆様と一緒に潜れる日が待ち遠しいです!」

 

 

いかがでしたか?
フィリピンの海は本当に見どころにあふれていますね。
DIVER ONLINEでは、他にもフィリピンを紹介した記事がアップされています。
リンクを貼ってありますので、チェックしてみてくださいね。

 

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フィリピン・ボラカイ島のダイビング&観光

ジンベエザメと泳ぎたい!ダイビング&スノーケルおすすめスポット

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協力=フィリピン政府観光省、DIVE NAVI(エス・ティー・ワールド)

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Wati

DIVER ONLINE 編集部

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