ジンベエザメと泳ぎたい!ダイビング&スノーケルおすすめスポットと撮影・観察方法

美ら海水族館などをはじめ、水族館のアイドルとして絶対的人気を誇る世界最大の魚と言われているジンベエザメ。そんなジンベエザメに会いたいなら、話題のスポット、フィリピン・オスロブがおすすめ。スノーケリングなのか、ダイビングなのか、どちらがどう楽しいのか、観察方法から写真撮影術、生態、旅のおすすめ情報などを、旅行代理店エス・ティー・ワールドのDIVENAVIスタッフが紹介します。

フィリピン・オスロブってどこ?行きかたは?

ジンベエザメと出会うならおすすめは断然フィリピン・オスロブ。日本からセブマクタン空港までは直行便で約4時間30分と近く、時差も1時間だけ。週末トリップとして気軽に足を運べるのがうれしいところ。
オスロブはセブマクタン空港から車で3時間ほど南下した南端近くにあり、今やジンベエと言えばオスロブ、と言われるほど人気のジンベエスポットです。
ちなみに、オスロブから船で15 分ほどのスミロン島でのアクティビティも近年注目されていて、ジンベエザメウォッチングと組み合わせたツアーも多い。エメラルドグリーンの透き通った海と、白い砂浜のコントラストは非常に美しい。

ジンベエザメスイムはスノーケルか、ダイビングか

ダイビングだからわかるオスロブのジンベエザメの特徴とは

オスロブのジンベエザメはスノーケリングでもダイビングでも楽しめるとあって、ジンベエザメウォッチングの場所として人気を博しています。
ダイビングでは、エントリーして数分で大きな影に覆われます。ボートの影にしては大きすぎる、その影の先を見上げると、そこには全長5mもある巨大なジンベエザメの姿があるのです。
餌をまくボートを追走するように、大口を開けてオキアミを頬張りながら捕食しているため、ボートとジンベエザメの大きさが比較できてわかりやすいのが、オスロブのジンベエザメダイビングの特徴と言えます。
そしてふと気がつくと、巨大なジンベエザメ数体が水面に集まり、その圧倒的な存在感と迫力のある光景に、一瞬で魅了されてしまいます。

スノーケラーを眺めながらゆったりジンベエウォッチング

ダイビングは人数が少なくのんびりと観察することができましたが、スノーケリングはそうはいかないようです。水面移動しかできないため、みんなどうにかジンベエザメに近い位置をキープしようと、せわしなくも見えます。
ダイバーはそれを見ながらちょっとした優越感に浸りながら、水中から優雅にジンベエザメを眺めることができます。
しかし、水面で口を開けているジンベエザメとの距離を詰めることができれば、スノーケラーはうらやましいほど近づくことができます。タイミングを合わせてジンベエザメとのツーショット写真を撮影したり、にぎやかな雰囲気が漂っています。
それを眺めていると、おそらく白いおなかを見続けているダイバーは「もっと近くで見られたらいいのに」とみな同じ気持ちになることでしょう。

悠然と水中を泳ぐジンベエザメを撮影する

ダイバーなら、同じ目線の高さで泳ぐジンベエザメが現れたときが、絶好のシャッターチャンス。水面で大きな口を開けているジンベエザメも愛らしいものですが、水中をダイナミックに泳ぐ姿をそのままに捉えられるのはまた格別です。
こんなに大きいのに、とても静かで泳ぎは速い、水族館で水槽越しに見るジンベエザメからは決して感じることのできないその感動と衝撃は、ぜひ一度はダイビングで味わって欲しい、特別な体験です。

スノーケルならではのジンベエザメ撮影テクニック

ダイバーとスノーケラーの写真を見比べると、スノーケラーのほうがジンベエザメとの距離が近く、記念写真のように一緒に撮影したり、間近に迫って迫力満点のシーンを捉えることができます。
いっぽうダイバーの写真は、下からボートを入れて大きさがわかるように撮影したり、水中を悠然と泳ぐジンベエザメの姿をさまざまな角度から、バリエーションに富んだ表情を捉えることができています。
何度潜っても確実にジンベエザメに会うことができる海がオスロブ。スノーケリングか、ダイビングか、せっかくなら両方のウォッチングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ジンベエザメってどんなサメ?

テンジクザメ目ジンベエザメ科に属し、英名はWhale shark と言います。成長すると大きい個体で10 〜12mにもなる、超大型のサメ。すべての魚類の中で現生最大の種として、水族館やダイビングでも人気の的なのです。
名前の由来は諸説あり、形が甚兵衛に似ているという説や、模様が甚兵衛の柄に似ている、などという説が
あります。動きは緩慢で、おもにプランクトンを捕食しています。

オスロブのジンベエザメ観察方法

まずダイビングでジンベエザメウォッチングするなら、ジンベエザメのおなかを見上げることが多くなるため、中性浮力に気をつけながら観察する必要があります。
スノーケリングではすぐ近くでジンベエザメを観察できるのですが、近づきすぎるとお互いに危険もあるため、触れないようにじゅうぶん注意する必要があります。

プロが教えるオスロブで訪れるべきおすすめスポット

【宿泊編】客室わずか6室ルビリゾート

目の前に海が広がる解放感と、自然があふれる南国リゾート。室内はべランドを含めて48㎡の広さがあり、天蓋付きベッドに、広くゆったりとした清潔なバスルーム、やわらかな色の照明とセンスのよいオーダーメイド家具で快適に過ごすことができます。
さらに客室はわずか6室のみ。だからこそ行き届いたサービスにプライベートな雰囲気が特別な旅を約束してくれます。

【アクティビティ編】滝をのぼる?アギニッドの滝

オスロブから車で30 分、緑溢れるマイナスイオンたっぷりのアギニッドの滝は、レベル0から5まである滝を登りながら進んでいくアドベンチャー・スポット。滝に登って水に飛び込んだり、エメラルドグリーンの神秘的な水を眺めながら、のんびりとリラックスすることもできます。

【グルメ編】

ルビリゾート内にあるレストランは、海を間近に眺めながら食事ができる、リゾート旅を満喫するのにぴったりな場所。レストランからは周辺の島も一望できます。毎日バラエティに富んだメニューが考案され、日本人の味覚に合うようアレンジされたフィリピン料理はゲストにとても人気です。

語り・写真:エス・ティー・ワールド

AUTHOR

Amano

DIVER ONLINE 編集部

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