淡水ダイビングがしたい! おすすめダイビングエリアと解説

ダイビングで潜るのは、なにも海だけとは限らない。湖、川、泉など、「真水」の中を潜ることを淡水ダイビングという。いつもの海と違って、浮力調整や潜水計画にちょっとした注意が必要だが、特別難しいということはない。海とはひと味もふた味も違った水中景観に誰もが驚き、惹きつけられることだろう。

淡水ダイビングに行こう!

日本の代表的な淡水ダイビングスポット

湖では、本栖湖をはじめとした富士五湖(山梨)、琵琶湖(滋賀)、支笏湖(北海道)、榛名湖(群馬)、木崎湖、野尻湖(ともに長野)、江津湖(熊本)など。川では、古座川(和歌山)、興津川(静岡)、屋久島(鹿児島)、千歳川(北海道)など、日本各地で楽しむことができる。場所によっては潜水可能な時期や水域などが定められているので、現地のルールを守って安全に楽しもう。

もっと知りたい!淡水ダイビングのこと

注意することは?

まず、淡水では浮力が小さくなるためウエイトを1〜2㎏減らす必要がある。また、夏でも水温が低いことが多いので防寒対策も忘れずに。さらに、標高が高い湖などでは高所ダイビングとなることもあり、通常のダイビングと同じ水深でもダイバーにかかる圧力が異なってくる。浮上スピード、安全停止の水深、ダイブテーブルの引きかたなども異なってくるので事前にしっかり計画を。ダイブコンピュータは高所・淡水モードに切り替えておこう。各指導団体の淡水・高所スペシャルティを受講しておくと安心だ。

どんな生き物が見られる?

たとえば関東圏ダイバーに人気の本栖湖では、水底にはカジカの仲間たちが身を潜め、流木の間でブラックバスが懸命に卵を守り、ヒメマスやオイカワ、ワカサギ、アユたちが浅瀬で優雅に泳ぐ姿などが観察できる。支笏湖では、エゾウグイの1000匹のトルネードやヒメマスの産卵、地形などもオススメ。古座川では特別天然記念物のオオサンショウウオ、興津川では冬になるとアユの産卵シーンが狙える。熊本の湧水ダイビングでは透明度が50m以上になることも。なお、川では流れが強いこともあるので注意を。

高所ダイビングとは?

淡水ダイビングをする際によく耳にするのが、高所ダイビング。高所ダイビングとは、海抜300~3000mの高所で潜るダイビングのこと。湖などは標高が高い場所にあることも多く、たとえば淡水ダイビングのメッカ、本栖湖は標高900mなので、高所ダイビングの扱いとなる。高所では、海でのダイビングと比べて気圧が低い、酸素が薄いといった違いがあるため、それらを考慮した潜水計画が必要となってくる。また、低酸素症を防ぐため、激しい動きも避ける。

淡水ダイビングは、いつものダイビングとはまったく違った世界が楽しめる。メタリックに輝く淡水魚、静かにたたずむ巨木、クリアブルーの中でぷくぷくと泡を放つ海草など、どれも新鮮で飽きることがない。ダイバーたるもの、水のあるところなら、どこへでも!

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Suga

DIVER ONLINE 編集部

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