古見きゅうインプレッション~GARMIN新世代ダイコンDescent Mk2i

10月22日に発表されたGarminの新商品「Descent MK2i」。2018年の初代モデルから愛用し、同年からGarmin Ambassadorsも務める水中写真家の古見きゅうさんに、NEWモデルのインプレッションを直撃しました。ますます進化した新機能、先代から受け継ぐ機能の使い勝手は如何に?

10月22日発売開始のDescent Mk2とMk2i

写真左はDescent Mk2で、右がDescent Mk2i

●Descent Mk2(本体価格148,000円)
ステンレス製のベゼル、ロングブラックシリコンバンド付き
●Descent Mk2i(本体価格178,000円)
チタニウム製のベゼル、ロングブラックシリコンバンド付き

【関連記事】
GARMIN Descentシリーズ、さらに進化したダイコンMk2とMk2iが登場
https://diver-online.com/archives/diving_gear/15982

Q1. 古見さんにとって、Garmin「Descent」シリーズはどんな存在ですか?

僕は初代モデルからずっと肌身離さずいつも身につけていて、ただの仕事道具というより、もう「相棒」に近い存在ですね! まず外観がスタイリッシュで、操作もすごく簡単です。海の中では撮影に集中するためにも、あまり多くのことを考えたくないんですが、この「Descent」シリーズは直感的に操作が完結します。正確に設定を変更できたり、知りたい情報をチェックできたり。今までのダイビングコンピュータに比べて、既成概念を覆される逸品だと感じます。日常でもランニングや消費カロリー、健康管理のモニタリングにも役立っていて、いつどこにいても、なくてはならない存在です。

 

Q2. 新作「Descent Mk2i」の使い心地はいかがですか?

まず一番の感動ポイントは、トランスミッター機能のおかげで自分の残圧を手元で確認できるようになったことです。
※古見さんは発売開始前から商品テストを兼ねて、2021年初春発売予定のトランスミッター「Descent T1 Transmitter」(ペアリングが可能なのはMk2iのみ。Mk2はペアリングできない)も試用しています。

 

海の中ではカメラを持って両手が塞がっていることも多いので、ゲージを手探りで拾い上げる動作は、結構なストレスなんです。それがパッと手元を見るだけで完了するのは、やっぱりすごく大きなメリットですよね。それに、一緒に潜るガイドやメンバーとも残圧の状態を把握し合えるのは本当に画期的です。あらかじめ設定すれば、名前と残圧がセットで表示されるので、パッと見てすぐに「あ、誰々の残圧は今これくらいだ」とチェックできて、必要なときは声をかけ合える。エア切れの不安は僕も含めて、ダイバーなら誰でも抱くものですが、みんなで確認し合って潜れば安全性も高まりますし、今までにない安心感もありますね。

Q3. ダイビング中の操作性はどう進化していますか?

陸上ではもちろん、水中でもボタンを押す感覚が格段に軽くなりましたね。「インダクティブボタン」の採用で、たとえば寒い海で分厚いグローブをしていても押しやすいです。それに、液晶をダブルタップすれば情報画面が切り替わっていくのもすごく助かっています。タッピングならトントンと叩くだけで済むので、残圧を確認してからコンパスに切り替えるときなど、すごくスムーズでストレスフリーなんです。

Q4. 特筆すべき新機能は?

高性能なGPS機能が搭載されているので、特段の操作をしなくても、水面でEN&EX地点を自動でマークしてくれているんです。それも、潜り終わってスマホに近づけただけで潜水データを含めた情報を同期してくれるのはすごく便利です。新しくできた「Garmin Dive アプリ」はこれまでより詳細なログ情報が確認できて、潜水軌跡も「こんな潜り方で、ここで浮上していたんだな」と振り返れたり、なによりみんなのエア消費も見比べられるのがすごく興味深いです。ログ付けで「こんな魚を見たよね」だけじゃなく、話題が膨らむ面白さはすごく新しいな、と思いますね。

Q5. 充電式バッテリーの持ちも向上しているようですね?

そう、これもすごく助かります! 先代の「Descent Mk1」からバッテリーの持ちは良かったんですが、感覚的には2倍くらい長持ちする印象です。日常で使う分にはほぼ1週間チャージしなくても使えますし、連日海に潜り続けるときでも、充電する回数がぐんと減りました。カタログ上では、ダイビングモードでの稼働時間が、先代で約36時間だったのが、Mk2iでは80時間で通常使いだと16日間。毎日毎日チャージしないといけないとなると大変で、これも結構なストレスなんですが、僕らプロが使っていてもかなり快適なのも気に入っています。

Q6. 先代から引き継ぐ機能で、古見さんがとくに使いやすい点は?

たくさんありますが、僕らは一人で潜ることも往々にしてあるので、水中コンパスを手元で確認できるのも助かっています。それも、行きたい方向、向かいたい根の方角をマークして進むとき、進行方向と自分の向きがズレていると、その誤差を度数で表示してくれるので、ズレを調整してより正確に目的地に向かえるんです。液晶がフルカラーなので、体内残留窒素バーも青→緑→オレンジ→赤の順に危険度を色分けして表示されるから視覚的に把握できるのもありがたい。

あと僕がよく使っているマルチガスの設定や切り替えも驚くほど簡単で、ナイトロックスで酸素濃度31%→34%にしたり、PO2を変更したり、それもボタン操作がすごくシンプルです。潜っている最中にもブルブルっと振動して「そろそろ酸素濃度を何%に変えたほうがいいんじゃないですか?」って、MK2iが僕に問いかけてくれたりもするんですよ。そういう賢さも、安全面の向上はもちろん、使っていくうちに愛着が湧いてくる魅力ですね。

「Garmin Descent  Mk2i」は「Evolution of Diving Safety~ダイビングの安全性を革新する」というキャッチを纏う新作です。

 

Q7.古見さんが思う、安全なダイビングに必要なこととは?

安全なダイビングに一番大切なのは個々の意識、一人一人がどれだけ、自分の置かれている状況をしっかり把握できているか、だと思います。そのために必要なのは、やっぱり今ここの自分の「情報」。それを事細かく伝えてくれる「Descent Mk2i」は、これからのダイビングシーンで欠かせないアイテムになるんじゃないかと思いますね。

 

【水中写真家古見きゅう、Descent Mk2iを語る】

古見きゅう氏制作の動画も公開中~自身の撮影スタイルにおけるDescentの重要性を語ります。
https://www.garmin.co.jp/minisite/descent/descent-mk2/#movie

期間限定で、DescentMk2シリーズ購入者向けに、アンケート回答で全員にシリコンバンドプレゼントキャンペーン実施中です。
PADIインストラクター限定プログラムも開催中!!

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Kishimoto

DIVER ONLINE 編集部

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