2016年12月15日
野生生物を対象とした環境汚染問題に取り組みながら日本だけでなく世界各地で撮影した野生生物の作品は、日本だけでなく欧米でも非常に高い評価を受けている野見山桂氏。国立大学法人 愛媛大学 沿岸環境科学研究センターの准教授であるともに2013年ネイチャーベストフォトグラフィジャパン(NBPJ) Small world優秀賞、また2016年にはソニーが支援する世界最大規模の写真コンテスト「ソニーワールドフォトグラフィーアワード」の一般公募部門で日本人 初となるPhotographer of the yearを受賞するなど、数々の受賞歴を持つ写真家でもある。
現在開催中の作品展には四国の沿岸や山林で撮影された野生生物の活き活きとした美しく興味深い作品を見ることができ、その作品は写真芸術的にも、学術的にも素晴らしいものである。四国沿岸で撮影された様々な魚種をマクロレンズで近接撮影した作品は、被写体となった魚やクラゲといった海洋生物の優美なフォルム を非常に興味深く鑑賞することができる。また、回遊せずに高知県沿岸に生息するニタリクジラが遊泳する迫力のあるシーンを捉えた作品も展示されている。
会期:2016年12月2日(金)~12月22日(木) 11:00~19:00
会場:ソニーイメージングギャラリー銀座
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https://www.sony.co.jp/united/imaging/gallery/detail/161202/