「海×無人駅」のガイドブック。北海道から九州まで、30の極上の”海駅”をセレクトして丹念に紹介。
ここでいう海駅とは、「ホームから海が見える」「ホームからの眺めが優れている」「レトロな雰囲気がある」「駅員がいない」「ひっそりとした趣がある」「駅周辺に知られざる場所や物語がある」という条件を満たした駅をさす。
海駅は、旅情を感じさせたり、懐かしさを覚えさせたりする。しかしその背景に目を凝らすと、過疎化によって駅周辺の環境が変わりつつあったり、生き物たちが姿を消していってたりと、海駅を取り巻くさまざまな問題が見え隠れする。本書では、海駅を美しい写真とともに紹介するだけでなく、その奥に広がる今日的問題にまで言及。社会的な好奇心をも満たす内容になっている。
海駅図鑑 海の見える無人駅
■著= 清水浩史
■出版社= 河出書房新社
■定価= ¥1,600 +税
詳細はこちら(河出書房新社)
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309278124/
2017年3月23日