タイ(Thailand)のおすすめダイビングスポット一覧

マレー半島の西岸、世界に誇るダイビングのメッカであるタイ。圧倒的な魚影の濃さで各地のダイバーを惹きつけるプーケットやカオラックは、あらゆる観光客から注目されているスポットです。マレー半島とインドシナ半島に囲まれたシャム湾に面するタオ島は、潮の干満が1日に1回のみ。とても穏やかな海ですが、ジンベエザメやギンガメアジなどの群れも狙えます。ダイバー編集部がおすすめするタイのダイビングスポットと、行きかたやツアー、旅行の前に知りたい基本情報などを紹介します。

INDEX

プーケット(Phuket)&カオラック(Khaolak)
圧倒的な魚影の濃さで世界中のダイバーを魅了
サムイ・タオ島(Tao Island)
ジンベエもマクロも群れも! 欲張りニーズにこたえます

その他アジア(フィリピン・インドネシア・台湾など)のダイビングスポット

プーケット(Phuket)&カオラック (Khaolak)

圧倒的な魚影の濃さで世界中のダイバーを魅了

タイの西海岸・カオラック沖、アンダマン海に浮かぶシミラン諸島は、周囲約140㎢にわたって海洋国立公園に指定されている美しいエリア。
入り組んだ地形には複雑な海流がぶつかることで、栄養豊富な海となり、カラフルなソフトコーラルが生き生きと生息しています。そしてさらにその北にはジンベエザメ、マンタやバラクーダの群れが見られるビッグポイントがあり、世界中のダイバーに人気の海ですが、ダイビングできるのは11~4月の半年間のみ。一方、人気の観光地プーケットから潜りに行くポイントは通年ダイビングが可能で、マッサージや街観光、象乗り体験など、アフターダイビングも満喫できます。

ダイバー編集部のおすすめ3つ

1.カオラックとプーケット、滞在スタイルに合わせて滞在先にアレンジ可能
2.プーケットに直営支店があるので、24時間日本語、緊急対応が可能
3.豊富なホテルの仕入力によりニーズに合ったホテルにアレンジ可能

行きかた

日本 各地空港(羽田・成田・大阪・名古屋・福岡)発
バンコク/シンガポール 日本よりどちらも約7時間
プーケット 約1時間半~2時間でプーケット空港着

サムイ・タオ島(Tao Island)

ジンベエもマクロも群れも! 欲張りニーズにこたえます

タイ湾に浮かぶタオ島はタイ屈指のダイバーズアイランド。タイ湾はマレー半島とインドシナ半島に囲まれた特殊な閉鎖海域のため、魚種は少ないものの、1つの種類が異常なほどに多く、希少種が普通に見られるなど、生態系がユニークなのが特徴です。ジンベエザメ出現率も高く、1度現れると数日間根付くことが多いので、出会える確率が高いとされています。
ビーチリゾートとして知られるサムイ島は、本格的なダイビングとなるとタオ島方面へ出かけることも多い島です。タオ島滞在なら内海のポイントまでは10 ~ 20分、外洋ポイントへは1時間前後で到着します。また、タオ島は午前2本、午後2本の1日4ダイブできますが、サムイ島滞在なら、1日2本が一般的なダイビングスケジュールになります。

編集部のおすすめ3つ

1.スタイルに合わせてサムイ・タオ島どちらにもアレンジ可能
2.現地に委託会社があり、24時間日本語、緊急対応が可能
3.移動は現地係員の送迎付きなので初めての滞在でも安心

行きかた

日本 各地空港(羽田・成田・大阪・名古屋・福岡)発
バンコク/シンガポール 日本よりどちらも約7時間
サムイ島 約1時間半~2時間でサムイ島到着後、車でフェリー乗り場へ(約30分)

サムイ・タオ島で人気のダイビングポイント

セイルロック

レベル 中級者〜上級者
エントリー ボート
水深 ~30m
特徴 魚影の濃さとジンベエザメも期待できる、タオ島の外洋ポイントです。1周40分ほどの大きな岩の周りには3種類のバラクーダ、テルメアジ、ツバメウオなどが取り囲むように群れています。隣接する「シークレットピナクル」の上には入道雲のように広く高いギンガメアジの群れが見られ、運がよければ群れに突っ込むジンベエザメを見ることができます。

チュンポン ピナクル

レベル 初級者〜上級者
エントリー ボート
水深 ~30m
特徴 ジンベエザメの遭遇率や魚影の濃さではセイルロックに引けを取らない外洋のポイントです。ピナクルの周りにはテルメアジやキンセンフエダイなどの濃厚な群れが住みつき、中層を見上げれば、タカサゴ系の群れがダイバーの視界いっぱいに広がります。水深12〜18mほどのピナクルのトップにはイソギンチャク畑が広がり、そこに群生するハナビラクマノミや小魚たちが、最後までダイバー楽しませてくれます。

サウスウェスト ピナクル

レベル 初級者〜上級者
エントリー ボート
水深 ~26m
特徴 「北のチュンポン、南のサウスウェスト」とも言われる、タオ島でメジャーな外洋ポイントです。メインのピナクルを中心に、海底山脈のような地形が広がっています。高確率でシェブロンバラクーダやキンセンフエダイの群れが見られます。魚影の濃さはもちろんですが、人気が高いのはピナクルを覆い尽くすイソギンチャク畑と膨大な数のスズメダイたち。バディの姿が見えなくなるほど濃厚な景色は、鮮やかでフォトジェニックなポイントです。

ホワイトロック

レベル 初級者(講習もOK)〜上級者
エントリー ボート
水深 ~22m
特徴 非常に魚の種類が多く、タオ島の浅場に生息する魚をほぼ見る事ができるとも言われています。砂地、サンゴ、岩場がバランス良くあり、多彩な色合いのイバラカンザシも名物。ギンポとコラボレーションした写真を撮るのも人気です。時にジンベエザメが見られることもあります。

ツインズ

レベル 初級者(講習もOK)〜上級者
エントリー ボート
水深 ~20m
特徴 美しいビーチのナンユアン島、西側に位置するポイントです。広大な砂地はまさに、ハゼ天国! サイズも大きいギンガハゼ等のハゼは、警戒心が薄く、なかなか逃げません。じっくり近づいて写真を撮りましょう! このポイントも岩場やサンゴを兼ね備えたオールラウンダーで魚の種類も豊富です。ツキチョウチョウウオや、シェブロンバラクーダの群れが見られることもあります。

タイの基本情報

国名 タイ王国
首都 バンコク
最寄りの空港 シミラン、プーケット・カオラック:プーケット空港
サムイ・タオ島:サムイ空港
言語 英語/タイ語
時差 -2時間
気候 年間を通して安定しているが、11~12月は雨が多い。3~5月は雨の降らない暑季、6~10月は乾季だが時折スコールあり。 ベストシーズンは3~10月ですが5~6月、9~10月が特に良い
電圧 220V/50Hz/A・BF・Cタイプ
通貨 バーツ
チップ 基本的にはないが、ホテルやレストランでは料金の10%程度払うのが一般的
ビザ 30日以内の観光はビザ不要。ただし、入国時に帰りの航空券とパスポートの残有効期間「6ヶ月+滞在日数」が必要/td>
補足 タオ島はヨーロピアンが多いため比較的安全。女性の一人歩きも可ですが最低限の注意は必要

AUTHOR

Amano

DIVER ONLINE 編集部

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