海外リピーターが選ぶ!ガラパゴス諸島ダイビングの魅力

ダイビング歴18年、通算300本以上を潜る岡田裕さん。今までに潜ってきた海は、タヒチ、モルディブ、バハカリフォルニア、ジャマイカ、グランドケイマン、モナコ、パラオ、沖縄、小笠原・・・など数知れず。そんな世界中の海を潜ってきた岡田さんが選んだ「世界の本当にすごい海」は、世界自然遺産と海洋保護区に統合登録された「進化のショーケース」と称される「ガラパゴス」だ。岡田さんが体験した「ガラパゴス」の魅力とは—?

①ダイビング界のオールスターすべてに出会える!

ひとつひとつを狙って見に行くような、ダイビング界の大物、ハンマーヘッドシャーク、イルカ、アシカ、マンボウ、マンタ、ペンギン、ジンベエザメなど、すべてに出会えます。

ダーウィン島は流れが凄いものの、水温も高く水も碧い。エントリーポイントに行く途中ではイルカの群れが並走してくれて、潜ればハンマーヘッドシャークの群れ。まさにハンマーリバーでした。最初は興奮していたハンマーも見飽きてしまい、テンションが上がらなくなるほど。イルカの群れには水中でも出会うことができました。
ウォルフ島では、10月頃であれば高確率でジンベイザメが現れます。今回は季節がずれて会うことはできませんでしたがチャンスは十分にあります。たくさんの子供のアシカがじゃれてきたり、イーグルレイといっしょに並走して泳げるのもウォルフの魅力です。
イサベラ島周辺では、ペンギンやマンボウやバッドフィッシュなどを見ることができます。しかし水温は冬の伊豆以下…ドライスーツを持っていなかった私は、5mmワンピースにフードベストでも耐えられず、さらにレンタルのスプリングを重ね着してダイビングしました。透明度も低く、南の島とは思えない海ですが、それも一度のクルーズで多種多様な生物が見れるガラパゴスの魅力だと思います。

②クルーズ中、世界遺産にすむ動物や鳥たちをたくさん見れてお得

ダイビングの合間には、ディンギーボートでバードウォッチングツアーに連れて行ってもらえます。ガラパゴスのアイドル・アオアシカツオドリをはじめたくさんの鳥たちの生態をネイチャーガイドの説明を聞きながら堪能できます。陸の生き物も海の生き物も両方たのしめるのはダイビングクルーズ参加者だけの特権だと思います。

③世界文化遺産・赤道観光や南米グルメも堪能できる!

ガラパゴスが世界自然遺産第1号なら、エクアドルの首都キト旧市街は世界文化遺産第1号。
インカ帝国の礎にスペインの文化が溶け込んだ南米特有の街並みや、荘厳な教会は感動的でした。キト郊外には国名の由来にもなった「赤道」が通っていて、北半球と南半球を同時に楽しめます。セビーチェなどエクアドル料理もぜひ堪能してください。

 

ダイビングだけじゃないんです!

陸では、絶滅亜種のガラパゴスゾウガメやアスファルトで日光浴するウミイグアナ、街のベンチで昼寝するアシカなど、世界中でもガラパゴスでしかありえない光景を普通に見ることができます。

また、クルーズ以外で滞在するエクアドルの首都キトでは、世界文化遺産一号の旧市街や、赤道などを観光でき、海も陸も楽しむことができる。

おすすめモデルプラン

6泊7日のダイビングクルーズを含む、8泊10日の旅
※クルーズ以外はエクアドルの首都キトに滞在

経験者として教えます!㊙アドバイス

1)船に弱い人は、アネロンニスキャップ(一番効くと思います)
2)水温が17~30℃なので、ドライスーツとウェットスーツ両方あると○
3)望遠付き一眼レフカメラがあるとGood!陸でも撮るもの満載です!

ガラパゴスのクルーズ船は、1ヶ月程度前でも空きがあるとラストミニッツ価格という割引料金がでます。現地旅行代理店(日本人がいるところもあります)で申し込み、航空券は自分で手配すれば多少予算を押さえることができます。

ガラパゴス基本情報
国名>> エクアドル共和国
正式名称>> コロン諸島
日本との時差>> −15時間
通貨>> USドル
言語>> 公用語はスペイン語だが、英語が通じる
気候>> 赤道直下だが、海流の影響で過ごしやすい3月が一番暑く(23〜30℃)降水量も多い。9〜10月は19〜24℃で、降水量も少ない。
アクセス>> エクアドルには、北米経由でキト又はグアヤキルに入る。そこからガラパゴスのサン・クリストバル空港へは1時間半〜2時間のフライト

体験者プロフィール

・名前:岡田 裕(おかだゆたか)
・職業:会社員 年齢:37歳
・血液型:A型
・ダイビング歴:18年
・ダイビング本数:300本

Q.ダイビングを始めたきっかけは?
A.いつからかダイビングがやりたくて、大学生の時にサイパンで海外旅行&ライセンス取得

Q.これから行ってみたい、もしくはすでに行こうと計画している海は?
A.メキシコ イスラ・ムヘーレスのバショウカジキの群れ

「世界の本当にすごい海」は、ある一定の条件を満たした海外リピーターが本気で選んだ海外のすごい海を、体験レポートと写真で紹介しています。以下条件に当てはまる方で、「ここがすごい!」というおすすめをお持ちの方、do@diver-web.jpまでご連絡ください。

■海外リピーター条件
・DiverOnlineの会員であること
・経験本数100本以上で海外の海を10ヶ所以上潜ったことがある方

ダーウィンフィンチ

見飽きる程出会える!ハンマーヘッドシャーク

ガラパゴス陸イグアナ

サンフランシスコ教会外観

AUTHOR

Takeuchi

DIVER ONLINE 編集部

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