Maama Bayの港から毎日ボートで出発
日本からエジプトへの道程は遠い
日本からエジプトへの直行便はなく、ドーハやドバイ、イスタンブール経由で丸1日かけてカイロまで行かなければならないため、日本人ダイバーにとってレッドシーは遠すぎて馴染みが少ないかもしれない。欧州のダイバーにとっては近場で、しかも費用が安いのに最高のダイビングを満喫できるため超人気な旅先。
エジプト航空 機内でアルコールのサービスはなし
ロンドンからカイロは5時間弱、カイロからシャルムエルシェイクやハルガダ、マルサアラムまで1時間。ダイブクルーズに参加ならハルガダやマルサアラムへ、リゾート泊で1日3本以内また毎日潜らなくても良いならシャルムエルシェイクがお薦め。今回はエジプト航空を利用したが、機内でのアルコールのサービスはなし、持ち込みも禁止。日本発だと持ち込みは出来るとの口コミがあったが、皆さん航空会社にご確認下さいね。
お酒好きの我々、機内アルコール禁止は辛かった。カイロ空港にて乗り継ぎ待ち中、エジプトビールSAKARAを堪能
ダイバーなら一度は潜ってみたいラスモハメッド国立公園
日本から経由便でカイロ、シナイ半島のシャルムエルシェイクに行くなら、カイロから国内線に乗り換えて1時間。1番便利なパターンは、シャルムエルシェイクのリゾートに滞在し毎日ボートでラスモハメッド国立公園に向かう。しかし2015年のロシア機爆破事故以来、シャルムエルシェイクの観光業は大打撃を受け街全体が衰退、最近はシャルムからハルガダにショップを移し営業を続けているダイビングショップが多い。
今回お世話になったダイブショップ「エンペラーダイバーズ」もシャルムからハルガダに拠点を移している
エジプト入国にはビザが必要
カイロ到着後、国内線に乗り換える前に銀行の窓口で取得できる。ビザは米国ドルで$25。ついでに現地通貨のエジプトポンドに換金するのも良い。ドルもユーロも使えるが、エジプトポンドも持っていた方が便利。
ビザはシールになっており、入国審査前にパスポートに張り付ける事
窓口でビザの支払いを済ませると、シールになっているビザを渡されます。これを直ぐに自分のパスポートに張り付ける必要がある。入国審査でシールを貼っていないと、入国審査官から怒られるので要注意。私は怒られて、パスポートを投げ返された。
エジプトのビザ このシールを自分のパスポートに張り付ける
今回宿泊したのはヒルトンドリームリゾート
ヒルトンドリームは口コミサイトで4つ星なので、宿泊を決めた。まあ綺麗な大型リゾートホテル、ただヒルトン、マリオットなど大型ホテルはいくつもあり、ホテルのフルネームをしっかりと把握する必要あり。お薦めはMaana Bayに近いホテルが便利、食事に行くにも港近辺にレストランが集結しているので徒歩範囲内だと楽。ヒルトンは港まで徒歩20分くらい、気温40度の中重い水中カメラを持って20分歩けない!倒れます。ショップによってはダイビング送迎も追加料金を取るほどになっており、残念ながらビジネスは厳しい状況。
ヒルトンドリームの巨大なプール
ホテル内はブーゲンビリアの花が溢れるように咲いていて美しい
シャルムエルシェイクの衰退は逆に穴場かも
2年前までは世界中からホリデーを過ごしに、多くの人が集まっていたシャルムエルシェイク。以前は街中が観光客でごった返していたのに、今はゴーストタウン化?に近い。そのせいか物価は超安い、またサービスも良かった印象。
ショボいがこれでも繁華街 2年前に比べて活気が全くない
砂漠からいきなり海が広がる紅海
紅海の特徴は砂漠からいきなり海になるところ。海岸線は砂漠、一般的なビーチのような砂浜はない。海に入ると浅場の珊瑚礁が数十メートル、場所によっては数メートルしかなく、いきなり数百メートルのドロップオフになる。よってシュノーケリングも大人気のアクティビティ。
レッドシーの光景、ビーチがなく砂漠からいきなり海
空港でお土産はゲット出来ないので要注意
シャルムやカイロ空港の免税店でエジプト土産は期待出来ず、タバコばかり種類が多くあり、あとはヨーロッパのチョコレートが少しある程度。お土産を買う必要があるのなら、事前に街中でゲットすべき。エジプトの独特なお菓子とかお茶の種類が多いので、スーパーマーケットで安く手に入れるのがお薦め。
シャルムエルシェイクの新しい国際空港 砂漠のテントをイメージ
エジプトのお土産、手前はエジプトクッキー三種詰め、右奥はピスタチオ味のエジプシャンデライト、左手はベリーにハイビスカスのハーブティーとミント&カモマイルティー
カイロ空港のセキュリティが一段と厳しくなっている
カイロから日本への帰国は厳しくないかもしれないが、米国、欧州に立ち寄るなら機内持ち込みする器材に気をつけたい。電子機器は携帯電話以上の大きさは持ち込み禁止、当然PCや電子書籍も持ち込めない。またバッテリーも禁止なので、カメラから抜き取り預ける荷物にパッキングすることを忘れずに。ストロボ、ライトなども解体されたり没収される可能性が高いので、くれぐれも手荷物にはしないように要注意。
次回は紅海ダイビング 水中編をお送りします
エジプト紅海の旅行編はいかがでしたか?紅海に行ってみようという方のお力になれたら幸いです。今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。次回は紅海ダイビングの水中編をお送りします。水中編も是非お読み下さい!お楽しみに〜!
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Squirri007_diving
海が大好き、ダイビングが大好き、水中写真が大好きでどうやって素敵な写真が撮れるか修行中。ロンドンから世界のダイビングスポットに旅行してます。