パプアニューギニアはマクロ天国でもあった!
PNGの素晴らしいところは、ワイドもマクロもどちらも思う存分に楽しめること。よってカメラのセッティングに毎日頭を悩ませた。出来るものならカメラ2台持って潜りたいくらいだが、それは無理なので午前中はワイド、午後はマクロなどと臨機応変にセッティングを変えてみた。
ピグミーシーホース
ピグミーシーホースは下の写真のようなタイプのポントヒピグミーに、デニス、ウミウチワのポプリに擬態した普通種のピグミー3種が見れる。この写真のポントヒは比較的浅場におり、岩場の植物に擬態している。デニスはかなり深場まで行かないと見れず、30メートルくらいは覚悟した方が良い。
ポントヒ 極小でせいぜい5ミリくらいの大きさ
このピグミーは種類が分からず
デニスピグミーシーホースのカップル
ハナダイ系
PNGは浅瀬から深場まで、そこら中にハナダイが群れていて美しい光景が目の前に広がる。特にこのパープルクィーンアンティアス(パープルビューティー)は、固有種ではないがどこでも群れており圧巻。
パープルビューティー とても美しいアンティアス
パープルビューティーの群れ
PNGのハナダイは特に色が鮮やかに見える
フリソデエビ
フリソデエビは昼間でもナイトダイブでも見れる。赤や青のヒトデに、フリソデエビのペアがとても良く映える。
オスを守るためなのか?エサのヒトデを守るためなのかグイグイ前に出てくるメス
ナイトダイブでは青バージョンを発見
キンチャクガニ
このキンチャクガニは卵が産みたてなので真っ白、数センチしかない身体でポンポンを一生懸命に振って卵を守っていた。
抱卵中のキンチャクガニ
その他のエビ達
ウミウシカクレエビ
何気なくナマコを覗いたらビックリ!そこにはウミウシカクレエビが!しかも1匹だけではなく、大中小に加え色々なパターンの体色がこんなにかたまっているとは、パプアニューギニアってスゴイ!
一体何匹いる?実は写真に全部収まりきらず、集合写真に入っていない子もいる
ヒトデヤドリエビもたくさん さて何匹いるでしょう?4と答えた人は外れです
バサラカクレエビの一種 模様がスゴイ!
身体がスケスケ 内臓も卵もハッキリ見える
ウスイロサンゴガニ まるでお花畑にいるようだ
イソコンペイトウガニ
イソコンペイトウガニはどこにでもいる
その他の生物
カエルアンコウ この子はあごひげがたくさん…
イロカエルアンコウの赤ちゃん 2、3センチサイズ
ガラスハゼのペア
パプアニューギニアのクマノミ達
PNGはそこら中にクマノミがいる、しかも種類も多く8〜9種は存在するらしい。
トウアカクマノミ クリーニングされて恍惚としてる?変顔
カクレクマノミ
スパインチークアネモネフィッシュ
PNGは下の写真のように、イソギンチャクが一日中丸まっているのをよく目にする。赤やピンク、パープルなどとても綺麗なイソギンチャクが見つけられると被写体に最適
ハナビラクマノミ
パプアニューギニアの水中マクロ編はいかがでしたか?
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!皆様に少しでもパプアニューギニアの魅力をお伝えする事が出来たら、とても嬉しいです。
日本から直行便でたったの7時間、美しく素晴らしい海が貴方を迎えてくれる事間違いなし、絶対お薦めの旅行先です。
次回はフィリピンのアニラオでのダイビングをレポートしますね、お楽しみに!
Written by
Squirri007_diving
海が大好き、ダイビングが大好き、水中写真が大好きでどうやって素敵な写真が撮れるか修行中。ロンドンから世界のダイビングスポットに旅行してます。