トドについて、ちょっとお話
トドイメージは太っていてゴロゴロしてて荒々しい
しかしそれは陸上のイメージなんです。
英語ではsea lion つまり海のライオン。
日本では海馬と書いてトドと読みます。
昔の人が、トドが水面をはねていく様子が早い動物の象微だった馬の動きにたとえたからだといいます。
それだけ水中ではイメージがちがうんです。
トドに会える海
オホーツク海域から千島列島に生息するトドは6月から8月に繁殖期を終え10月から6月くらいまで北海道沿岸に来遊します。
トドたちは餌となる魚を求め漁師さんたちの網を壊してしまうことがあり漁業から「海のギャング」などと言われてしまうこともあります。トドによる被害も大変な額であり年間決められた頭数だけ駆除を認められています。しかしその被害は減少していないのが現状です。
北海道酪農学園大学獣医保健看護動物行動生態研究室やトド・アザラシ・イルカなどに詳しいZEMHOUSEさんなどで水中からの行動を調べトドなどの海洋生物たちといい形での共存を目指す調査研究もおこなわれています。
そんなトドを水中で見れるポイントが北海道積丹なんです。
期間は12月から3月。結構な確率で会えるのが積丹幌武意。
多い時には十数頭に囲まれることも♪
トドとダイビング
トドはとても好奇心旺盛でカメラを覗いてみたりダイバーの行動をマネしたりもします。
こちらから攻撃なことをしない限り、人を襲うということはないそうです。
水中のトドはまるで犬のようにかわいげがあり、必ずとりこになることでしょう。
トドとダイビングするためのPADIスペシャリティ
トドと一緒にダイビングするために、ちゃんとトドについて知ることが必要です。
積丹幌武意にあるダイビングショップ「ZEMHOUSE」ではPADIスペシャリティ Hokkaido Steller Sealion が受講できます。
このスペシャリティを取ることによりZEMHOSUEさんと北海道酪農学園大学さんの調査協力する機会もあります。
トドツアーは12月~3月末くらいまでダイビングショップZEMHOUSEさん
ダイビングショップCROSSWAYで行っております。
次のシーズンまではまだちょっと先ですがぜひ北海道へお越しください。
※北海道酪農学園大学獣医学群獣医保健介護学類動物行動生態研究室さんよりコメント協力いただきました。
Written by
route58.kariyushi -HISAKI-
北海道の海を愛し、積丹をメインに潜ってます♪北海道の海を中心に紹介させていただきます。