クジラに会いたい! おすすめダイビングエリアと解説

見るものを圧倒させる巨大なフォルム、派手なパフォーマンス、優しく語りかけてくるような瞳――私たちと同じ哺乳類の仲間クジラは、多くの写真家やダイバーを惹きつけてやまない。なかでも、ザトウクジラが訪れる海として知られる沖縄と小笠原では、ダイビング中にさまざまな形でクジラを感じることができる。運がよければ、水中で遭遇するビッグサプライズも!?

クジラに会いに行こう!

場所とシーズン

現在、沖縄(ケラマ、本部半島周辺など)をはじめ、高知、和歌山、小笠原、伊東、銚子、北海道などでホエールウォッチングツアーが開催されている。見られる種類は、ザトウクジラ、マッコウクジラ、ニタリクジラ、ミンククジラ、セミクジラ、ハナゴンドウ、オキゴンドウなど多種に渡り、日本近海にたくさんのクジラが生息していることが伺える。ザトウクジラが回遊してくる沖縄と小笠原は、1~4月ごろがウォッチングのベストシーズン。

どんな生きもの?

クジラは私たち人間と同じ哺乳類で、約80種類ほどがクジラ目としてまとめられている。クジラには大きく2つのグループがあり、1つは歯を持つハクジラの仲間(マッコウクジラ、シャチ、オキゴンドウなど)、もう1つは、ヒゲ板を持つヒゲクジラの仲間で、こちらはシロナガスクジラやザトウクジラなどが含まれる。また、クジラとよく似るイルカは、じつはハクジラの仲間で生物的な違いはなく、全長4m以下のクジラに対する通称となっている。

もっと知りたい!クジラのこと

大回遊するクジラたち

ヒゲクジラ類の多くは、地球規模レベルで大回遊することが知られている。たとえば、北半球の太平洋に分布するザトウクジラは、6〜10月は北の海でたっぷりとエサを摂り、12〜4月になると南の海へ移動して繁殖活動を行う。この時期、沖縄や小笠原でザトウクジラが見られるのはそのためだ。なお個体識別の結果、沖縄と小笠原のザトウクジラは同一個体群であることがわかり、年によって行き先を変えたり、同じ年に両方の海域を移動する例もあるという。

歌うクジラ

クジラは仲間とのコミュニケーションを声によって行っている。クジラの中でも、とくに歌をうたうと言われているのがザトウクジラで、オスは繁殖期になると長く抑揚のある声を発して、ライバルのオスと一定の距離を保とうとする。その声には「ユニット」と呼ばれる決まったフレーズがあり、そのフレーズを規則的に繰り返している。興味深いのは、同じ海域にいるザトウクジラたちの間では、同じ構成を持つ歌がうたわれるということ。彼らの歌はダイビング中に聞こえることも多く、ホエールウォッチングでは水中マイクで集音した歌を聴けることもある。

伝統的にクジラ漁が盛んだった日本。近年では、「ホエールウォッチング」というクジラとの新たな接し方が注目され、全国各地でツアーが開催されている。船上から観察するもよし、ダイビング中に歌声を聞くもよし、水中クジラを狙うもよし!

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DIVER ONLINE 編集部

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