オーストラリア(Australia)のおすすめダイビングスポット一覧

2,600kmにも及び、宇宙からでもその形を確認することができるほど広大なエリアを誇るGBR(グレートバリアリーフ)。オーストラリアに来たら一度は見たい世界最大のサンゴ礁は、日帰りだけでなく、目的や日数など自分にあったクルーズの旅も実現可能です。また、オーストラリア西部は熱帯から北極海に面する寒帯までの広範囲に渡るため、豊富な生き物との出会いに期待できます。ダイバー編集部がおすすめするオーストラリアのダイビングスポット、行きかたやツアー、旅行前に知りたい基本情報などを紹介します。

INDEX

ケアンズ・グレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)
世界最大のサンゴ礁「グレートバリアリーフ」でダイビング
西オーストラリア・パース(Perth)
レア度マックス!固有種にジンベエザメ、アシカ、イルカ!

その他オセアニア(パプアニューギニア・ソロモン諸島)のダイビングスポット

ケアンズ・グレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)

世界最大のサンゴ礁「グレートバリアリーフ」でダイビング

リスベンからケアンズの北まで、南北に約2600km 以上続く世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフ。その玄関口、ケアンズを起点にダイブクルーズや日帰りダイビングを楽しことができます。『スピリットオブフリーダム号』は日帰りトリップでは行けない外洋ポイントを攻めたり、季節限定でサンゴの産卵や北上してきたミンククジラを狙うなど、テーマを持ったコースもあり、リピーター続出。『オーシャンクエスト号』は、途中で乗船下船ができるクルーズなので、旅の日程を自由に組めるのがうれしいポイント。日帰り、クルーズ泊ともにガイド付きまたはセルフダイブを選ぶことができます。

ダイバー編集部のおすすめ

1.スキルに合わせた滞在スタイルが可能
2.クルーズは全食事付の相部屋利用、安く本数を多く潜りたい人におすすめ
3.観光や他都市周遊のアレンジもOK

行きかた

日本 各地空港(成田・大阪)を出発
ケアンズ 日本より約7時間半でケアンズ着
グレートバリアリーフ ホテルまで送迎

グレートバリアリーフで人気のダイビングポイント

・ケアンズ最大級「SPRIT OF FREEDOM(スピリットオブフリーダム)号」で行く人気のダイビングポイント

日帰りダイビングの老舗、TUSA DIVE(ツサダイブ)が手がけるスピリットオブスリーダム号は、全長37mとケアンズで最も大きなクルーズ船です。最大乗客数28名の少人数制、広々とした船内で快適に過ごすことができます。遠征やミンククジラ狙い、サンゴの産卵狙いなどグレートバリアリーフのあらゆる場面のリクエストに応えてくれるでしょう。

スティーブスボミー/リボンリーフNo.3

レベル 初級者~上級者
エントリー ボート
水深 5〜30m
特徴 グレートバリアリーフ上に突き出す尖塔型サンゴを形成しているポイントです。小さな尖塔にもかからず、魚影が非常に濃いことで人気。6月~7月にかけて行われるミンククジラトリップではかなりの確率で、ミンククジラに遭遇できます。簡単な地形なのでバディダイビングでも迷うことなく充分にお楽しめます。

コッドホール/リボンリーフNo.10

レベル 初級者~上級者
エントリー ボート
水深 5〜30m
特徴 オーストラリアで最も有名なポイント。名前のとおり巨大なジャイアントポテトコッド(カスリハタ)が生息しています。クルーズ船ではポテトコッドへの餌付けショーも行われます。そのほかオーストラリアの固有種も多く生息するため何度潜っても楽しむことができます。

ノースホーン/オスプレイリーフ

レベル 中級者~上級者
エントリー ボート
水深 5〜30m
特徴 広大に広がるグレートバリアリーフからさらに東にあるオスプレイリーフは、外洋の真っただ中に水深1,000mという深海からそそり立つサンゴ礁です。抜群の透明度と、シャークフィーディング(サメの餌付け)を行うことで人気のポイントです。

・ケアンズ発 日帰りのREEF QUEST(リーフクエスト)号・クルーズのOCEAN QUEST(オーシャンクエスト号)で行く人気のダイビングポイント

初心者からベテランまで海の中の世界を楽しみたい人におすすめの「リーフクエスト号」。ケアンズでも最速を誇る船だからこそ、リーフでの滞在時間は長く、アウターリーフに4時間以上滞在可能。スノーケルや体験ダイビングはもちろん、ダイビングは1日3本楽しめます。
デイトリップで行くことができる最北エリアである、ノーマンリーフなど周辺を潜るオーシャンクエスト号。宿泊数に制限が無く1泊から好きなだけ日数を増やせる気軽さがこのクルーズの魅力です。

トロッポス/ノーマンリーフ

レベル 初級者~中級者
エントリー ボート
水深 5〜20m
特徴 ケアンズから日帰りで行くことのできる最北のダイブポイント。ノーマンリーフの北端に位置し、潮辺りが良く透明度が高いポイントです。かなりの確率でナポレオンフィッシュの遭遇できます。ダイビング時間の間には、スノーケリングで浅場のサンゴ礁も楽しめます。日帰りのリーフクエスト号でも向かいますが、宿泊船のオーシャンクエスト号に乗船して、朝食前にダイビングできる早朝ダイブも魅力的です。

ケイブス/ノーマンリーフ

レベル 初級者~中級者
エントリー ボート
水深 5〜20m
特徴 名前のとおりサンゴでできた洞窟があるポイント。ナイトダイビングでは、多くのシャークに囲まれるシャークダイビングも体験できます。そのほか巨大なロウニンアジに遭遇できたり、フローダイビング(蛍光ダイビング)も体験できます。

・ポートダグラス発 AQUA QUEST(アクアクエスト)号で行く人気のダイビングポイント

ポートダグラスを拠点にした日帰りクルーズ船の「アクアクエスト号」は最新の船。ポートダグラス発ならではのダイビングポイント「エイジンコートリーフ (Agincourt Reef)をはじめ、9つの異なるポイントの中から2ヶ所を訪れます。最大で3ダイブも可能です。

カセドラル/エイジンコートリーフ

レベル 初級者~中級者
エントリー ボート
水深 5〜20m
特徴 ポートダグラス発のアクアクエスト号で向かう人気リーフエージンコートリーフのポイント。日帰りで広大なサンゴ礁を体感できるほか、チョウチョウウオをはじめとする固有種の遭遇率も高いポイントです。ケアンズからポートダグラスまで車で1時間のため日帰りでも可能ですが、ポートダグラスで数日滞在しながら、2日間にわたって体験するのもポートダグラスの散策もできるのでオススメです。

西オーストラリア・パース(Perth)

レア度マックス!固有種にジンベエザメ、アシカ、イルカ!

独自の進化を遂げた動植物が数多く見られるオーストラリア。西オーストラリア州はレア中のレアな生き物が見られる場所として知られています。中心都市パース周辺のダイビングでもモザイクレザージャケット、ストライプ柄のオールドワイフなどが出現。中でもリーフィーシードラゴン、ウィーディーシードラゴンの存在は特別です。見どころは固有種だけではなく、3~7月頃はパースの北のエクスマスでジンベエスイム、11~4月はカーナック島で野生のアシカとスイムなど、ダイバーを虜にする生物が集まっています!

ダイバー編集部のおすすめ

1.固有種リーフィーシードラゴン、 ウィーディーシードラゴンは一見の価値あり!
2.北部エクスマウスではジンベエとスイム!
3.カーナック島で野生のアシカとスノーケリング

行きかた

日本 各地空港(成田)を出発
パース 日本より約7時間半でパース着

パースで人気のダイビングポイント

ロットネスト島

レベル 初級者~上級者
エントリー ボート
水深 5〜30m
特徴 非常に透明度がいいロットネスト島の周りは、ダイビング・ポイントが点在しており、パースから日帰りでも行くことができます。特に地形が面白いダイビングポイントで固有種も多く、3匹見ると幸せになれるブルーデビルも見られます。また、10月~11月ごろにはザトウクジラが島の周りを回遊するので、ボート上から見ることもできます。ダイビングでは珍しいイセエビ・ハンティングダイブも年間を通して楽しむことができます。

ラッキー・ベイ

レベル 初級者~上級者
エントリー ビーチ
水深 15〜20m
特徴 パースの南に位置する「エスペランス(Esperance)」に真っ白な鳴き砂のビーチ「ラッキーベイ(Lucky Bay)」があり、このビーチならではのカンガルーがお出迎えしてくれます。このきれいなビーチの先には、オーストラリアにしか生息していない非常に希少なシードラゴン・リーフィーシードラゴンとウィーディーシードラゴンが生息しています。

ネイビー・ピア

レベル 初級者~上級者
エントリー ジェティー(桟橋)
水深 10〜15m
特徴 世界の桟橋ダイビングポイントTOP10に選ばれるほど魚影の濃い「ネイビー・ピア」。ここは昔アメリカ軍の敷地内の桟橋だったため一般の人の立ち入りは禁止されていました。今現在はオーストラリア・フェデラルポリスの管理下で許可を持っているダイビングショップしかダイビングが出来ないようになっています。そのため桟橋の下のダイビングポイントは非常に多くの魚が群れており、バラクーダやギンガメアジのトルネード、そのほか1m以上の大きさのタマカイなど写真派ダイバーには被写体が多く、忙しないダイビングポイントです。ワイド派のダイバーもマクロ派のダイバーも全てのダイバーに楽しめます。

ジュリアンベイ・アシカスイム

レベル – (スノーケルスイム)
エントリー ボート
水深 〜3m
特徴 ジュリアンベイのボートハーバからボートで約20分の無人島には子供や母親のアシカが多く、スノーケリングしていると特に子供のアシカが元気よく一緒に泳いでくれます。水中で泳いでいる子犬のような可愛さです! Cカードをお持ちでない方で小さいお子さんから、ご年配の方まで家族で楽しめます。

オーストラリアの基本情報

国名 オーストラリア連邦
首都 キャンベラ
最寄りの空港 グレートバリアリーフ:ケアンズ国際空港
西オーストラリア:パース空港
言語 英語
通貨 オーストラリアドル(AUD)
時差 +1時間
電圧 220-240V/50Hz/Oタイプ
両替 日本国内でも両替はできるが現地で行った方がレートがいいことが多い。世界有数のキャッシュレス先進国でもあるので、 ちょっとした買い物でもカードが利用できる。また、カードがないとレンタカーなどが借りられないことも
チップ 習慣はなかったのですが、徐々に習慣が根付いているようです。 特別なサービスを受けた(すごく重い荷物を運んでもらったなど)と感じたときに、チップを渡す。 高級レストランなどではクレジットカードのスリップ用紙 に、Gratuity=チップの欄を設けたものが一部あります。 ピローチップなどは長期滞在以外基本不要です
ビザ 滞在日数が3ヶ月以内で渡航目的が観光または短期の商用目的であればETASの取得が必要

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Suga

DIVER ONLINE 編集部

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