資格取得だけじゃない! リアルな現場研修でスキルを磨く
これまで2度にわたってご紹介してきた、沖縄マリンハウス・シーサーの「ワーキング・スタディ」。沖縄でダイビングインストラクターの資格が取得できるのはもちろんのこと、最大の魅力は「超・現場主義」。母体がダイビングショップなので、インストラクターになる前から現場に出て、「職業ダイバー」としてのスキルを磨くことができます。
しかもシーサーでは、現場研修を「業務(=work)」とみなすので、毎月7万円の手当てが出るほか、講習(=Study)にかかる多額の費用を負担せずにインストラクターになることができます。(詳しくはカレッジ制度のページをご覧ください)
カリキュラムは【ステップアップ】と【現場研修】の2本柱
前半(1~5月)は、ダイビングのプロ資格取得を目指す【ステップアップ】(OW~レスキュー)と、ロープワークやエアチャージ、接客など、この仕事に欠かせない基礎的なスキルを【現場研修】を通して習得します。そして、インストラクター試験を経て、後半(6~11月)は実際に体験ダイビングやファンダイビングを受け持つなど、より実務に近い現場研修を通してプロとして必要な経験を積んでいきます。
今回は前半にクローズアップしてご紹介します。
●1~5月
【ステップアップ】
OWアップデート/アドバンス講習/スペシャリティ講習/レスキュー講習/開発トレーニング
万が一、水中で事故が起こったら……レスキュー講習ではさまざまな事態を想定をして、対処できるようになります。また、みっちり学科を予習・復習したり、水中スキルを練習する開発トレーニングの時間もあります。
【現場研修】
ホエールウォッチング/ボートクルー/陸上業務アシスタント
冬、ケラマ諸島でのホエールウォッチングツアーを通じて、接客、船の上でのゲストコントロールを学びます。また、ボートクルーとして、ロープワークなど、船の安全運航に欠かせないスキルも学びます。さらに、エアチャージ、器材片付けなど、ダイビング業務に必要な陸上業務を行います。
●4~5月
【ステップアップ】
ダイブマスター講習、プレIDC
ダイブマスター講習はプロへの第一歩。必要なスキルはもちろんのこと、プロとしての心構えも身につけます。
【現場研修】
スノーケル/ファンダイビングアシスタントなど
6月は、いよいよインストラクター試験(IE)。晴れて試験に合格したら「終わり」ではありません! シーサーでは体験ダイビングやファンダイビングなど、より実務に近い現場研修に携わり、即戦力を磨きます。(コース後半の詳細は次回)
コース生のリアルボイス
今年は4名のコース生がインストラクターを目指して頑張っています。最年少21才の女子から上は30歳まで経歴もまちまちですが、1つの夢に向かって沖縄で熱い夏を送っています。これまでのステップアップや現場研修について、リアルな感想を伺ってみました。
・例えるなら、看護学校みたいな感じでしょうか。看護学生さんは見習いの時から病院で働いていますよね。私たちも一緒です(じゅな)
・ダイビング専門学校からのインターン生と比べると、正直、自分たちの方が全然動けるな!と思います(飯田)
※シーサーでは夏季の2か月間、ダイビング専門学校からのインターン生を受け入れています。
・机の上の勉強だけでなく、現場に出るのはすごく大きい!(川嶋ほか全員)
・最初のオープンとかアドバンスは「講習を受けてる」って感じだったけれど、レスキュー以降は「もし本当に事故が起こったら?」と常に考えながら、ステップアップに臨むようになりました。日々の現場では、事故につながりそうな小さなミスや、思いがけないトラブルをたくさん経験し、対処の方法を学んでいます。(青戸)
経済的な負担を最小限に抑えて質の高いインストラクターを目指すなら、シーサーのワーキング・スタディが断然オススメ。インストラクターになりたい方、必見です!