沖縄でダイビングインストラクターを目指せ! 自立したダイバーへ!ステップアップ講習その2 Vol.3

沖縄に6店舗を展開する“マリンハウスシーサー”の「ワーキングスタディコース」は、働きながら学べる上に、実質無料でインストラクターを目指せるという夢のコース。 「ダイビングが好きだから、たくさんの人にその楽しさを知ってもらいたい」「好きを仕事にしたい」「沖縄で働きたい」…そんな熱き夢を持ってインストラクターを目指し、現在ワーキングコースで奮闘中の講習生たちの様子を紹介しながら、本コースの魅力に迫ります! 今回は、インストラクターになるために必要な5つのライセンスの後半部分、EFRとレスキュー、PADIプロフェッショナルの最初のステップであるダイブマスターまでをご紹介します。 前回と比べて難易度もアップし、講習生たちも一気に自立したダイバーに。大変なこと、苦労することも出てきますが、それもプロになるための重要なステップ。 まずは、知ることで見えてくる「夢」実現への道。インストラクターという夢を現実のものへ!

エマージェンシー・ファースト・レスポンス(1日間)

心肺停止など生命にかかわる緊急時のケア(一次ケア)と、即座には生命に関わらないケガや病気のケア(二次ケア)について学ぶプログラムです。
知識やスキルを身につけるだけでなく、現実に起こりうるシナリオ練習を通して、緊急時における実践的な対処法を学びます。
EFRは最新の医学的基盤に基づいた信頼性の高いプログラムで、世界中のさまざまな機関から承認されています。最新の国際基準、医療的ガイドラインに基づいたCPR(心肺蘇生法)とファーストエイド(応急手当)についての広範囲の内容が提供されるコースで、日常生活にも役立つテクニックと知識を学べます。

 

ダイビングライセンスを持っていなくても受講できるEFRは、日常生活にも役立てることができる。
左:心肺蘇生法を真剣に練習する講習生 右:包帯の使い方を勉強中、みんながフランケンシュタイン状態に!笑 同じ夢を持つ仲間たちと一緒に学ぶことで楽しさも生まれるのが、ワーキングスタディコースの良いところ

 

★インストラクターからのアドバイス


万が一の事故やトラブル遭遇時、いざという時動けなければ意味がありません!ここで学んだことは常にアップデートしながら、スキルを磨く事が重要です。

 

 

●現役講習生のリアルボイス

中村 秋斗さん

マネキンを使って人口呼吸、胸部圧迫などTVで見るようなものを実体験できたのは、とても楽しかった!この資格を取らなければ触れることのないマネキンと間接キスは新鮮で淡い恋心を抱きました(笑)
人口呼吸の吹込みが入れられるようになるまで、なかなかコツが掴めず、CPRのサイクルが多くなると疲れてしまいました。

 

●現役講習生のリアルボイス

園田 剛士さん

自衛隊で習っていたファーストエイドとは、いろいろやり方が異なっていて勉強になりました。ただ、私の持っている知識は野外の戦地向きなため、新たに知識を入れる事はとても大変でした。自衛隊にいた時から疑問に思っていたのが、人工呼吸の練習をするマネキンのボディは男なのに、名前が女であること。今回も答えは出ませんでしたが、名前に合わせて変更を希望します!

 

 

レスキューダイバーコース(3日間)

海という大自然を相手に遊ぶレジャースポーツでは、ときとして予想外のアクシンデントに遭遇する場合もあります。実際にはほんのささいなことがキッカケで大きなトラブルにつながるケースも多く、危機管理をはじめ、水中における特殊な問題や緊急事態の効果的処理に必要な知識や技能は、必須スキルといえます。
レスキュー・ダイバーコースでは、トラブルが発生しても、すぐに対処できる知識をそなえるとともに、 トラブルを未然に防ぐ能力を身につけ、さらに万一の事故の際の救命方法まで学んでいきます。
講習では、疲労や負傷により問題が生じたダイバーの救助方法、水面アシストの方法、陸上での搬送方法、応急処置、など、実際に役立つ知識をトータル的に学んでいきます。


水面での人工呼吸:ポケットマスク、人工呼吸での吹き込みを学びます。
しっかりシールドする事、気道解放する事が大切です。

 


意識不明ダイバーの陸上への引き上げ:引き上げ始める水深が重要で浅すぎると担ぎにくい…
水面での人工呼吸や器材脱走に集中し過ぎて、浅い所へ行き過ぎてしまう事も多々ありました。

 


引き上げ後、すぐCPR(心肺蘇生法)に移行。
水面レスキューから引き上げまで1人で行い続けることはかなり大変で、サポートの有難さが分かる瞬間であります。

 

★インストラクターからのアドバイス

ダイビングのプロとして活動する上ですべて重要!!
知識やストレス管理の方法など、ここでのスキルは次のステップ、ダイブマスターコースや、インストラクターコースに繋がっていきます。

 

 

●現役講習生のリアルボイス

湯山 沙織さん

陸では出来ることが水に入ると、こんなに難しいんだと実感しました。
その為、レスキューが必要にならないよう事前にガイドが注意しなければいけないことがたくさんあるんだと分かり、とても勉強になりました。
レスキュー中に一番面白かったのが、応援要請するときの掛け声です。
他のビーチ使用者が勘違いしないよう「救急車お願いします」の代わりに言葉を変えて要請するのですが、一例を挙げると…
掛け声1浴びるほどの残波を!(残波とは泡盛の種類です)
掛け声2サラにバカンスを!(サラは私のニックネームです)
掛け声3アナーキーに休日を!(アナーキーは中村秋斗です)
様々な掛け声が飛び交い講習中なのに笑ってしまう場面も(笑)

 

●現役講習生のリアルボイス

竹花ジェシカ プリシラさん

いろんな事故やトラブルのシミュレーションをし、同期と楽しく学ぶことができました。
教材にはよくあるトラブルやどんな事でダイバーはストレスを感じ、私たちがどう対応しなければならないか書かれていて、実際現場で仕事しながらトラブルの対処、事故防止の行動が教材通りの事もあって勉強になりました。 最初はアプローチや器材外しのステップを覚えるのが難しかったです。

ダイブマスターコース(8日間)

ダイブマスターコースでは、ダイビングのリーダーや講習のアシスト経験を積み、自分の意思で海況、トラブル等を判断する能力、プロ側からのダイバーの見方、リーダーシップ能力、コミュニケーション能力を高めていきます。
また、スキル練習やストレスコントロール練習を通して、インストラクターレベルに近い、高いスキルを身に付けることが出来ます。ダイビングのプロを目指す人のための入門コースです。


スタミナ実習で15分間の立ち泳ぎ。これが結構辛い!でも無事に全員15分行う事ができました♪
左:開始間もない時は元気いっぱい!
右:ラスト2分!両手を挙げてクリアすれば評価点UP!あっ、ジェシカさん残念…

 


セットアップと管理の実践型実習。右はガイド役、左2名がファンダイバー役として実施。
普段から行っていることなのに、教える側になると分かりやすく伝える事が難しい!と実感します。

 


ブリーフィングを実践!ガイド役とファンダイバー役に分かれ、役割を交換しながら実施。いつも先輩のブリーフィングを聞いているけど、やっぱ教える側は難しい。一方通行なブリーフィングになりやすいので、コミュニケーションを取りながら実施する事に苦戦していました。

 


1:水中での器材交換。一つのレギュレーターを交互に吸いながら、ウエイト・スーツ以外の器材を交換します。こちらはBCDの交換。バランス保つ事が難しく、その場でくるくるしながらも、バディをサポートしていました。
2:映画「海猿」で見たバディブリージング。後半につれて安定し、最後のマスク交換へ挑みます!まず呼吸を整えて・・・
3:いざマスク交換。このあとのマスククリアはレギュレーターなしの状態のため、一呼吸で行わなくてはならず、息が続くのか不安も…。それができたときの感動と言ったら!
4:無事に交換し浮上!高評価をGETできて嬉しい〜!のポーズ

 

 

★インストラクターからのアドバイス

入学時から泳力をつけていくこと、専門的な知識も多くなりますので、早めに身に付けていくことが重要!プロとしての自覚を身に付け、維持する事、周りを見て動く能力を磨いていきましょう!!

 

●現役講習生のリアルボイス

新井 啓仁さん

必要であるプロとしての意識、立ち振る舞いを痛感しております。個人的には学科に難が(笑)インストラクター試験で困らないよう日々勉強中です。
器材交換やネックだったスキンダイビング、スタミナ実習や水中スキルのデモンストレーション…ダイブマスター講習にはいろいろな思い出が詰まっています!現在は次のステップアップに向けてプレゼンテーションの練習中です!

 

●現役講習生のリアルボイス

中村 秋斗さん

渡されたテキストの量にビックリしました。勉強の範囲も広く、本当に私はダイブマスターになれるのか不安でした。
しかし先輩方は業務終了後に教えてくれたり、スタッフの優しさを実感しました。
水泳の400Mは良い思い出です。もう二度とやりたくないです。私のすべての出し切って泳ぎ切りました。定期的にプールなどに通い慣れておくことをオススメします。

 

●現役講習生のリアルボイス

湯山 沙織さん

全体を通して体力、精神力との戦いでもありました!人に教えるためのスキル、伝えるにはどうすれば良いか?考え続ける日々でした。 スタミナ実習では、来たばかりの頃は25m泳ぐので精一杯でしたが、練習を積み重ね頑張っていると400mを男子と同じレベルで泳げるようになりました。
やれば出来るんだなという実感がわきました!
DMのすべてが楽しくもあり、難しいことばかりでしたが、とても勉強になる時間でした!またBチームは講習後のランチが一番楽しみの時間でした!ランチ美味しかったです!
どこに行ったのかを知りたい方は、、ワーキングスタディブログをチェックして下さい♪

2019年度ワーキングスタディーコース募集!

2019年のコース募集がスタートしました。
ワーキングスタディコースなら、着実にインストラクターを目指し、夢を実現できるはず。
やるかやらないか、それはあなた次第。仲間と一緒に夢を見るチャンスです!

★募集要項
期間:2019年1月8日(火)〜2019年11月30日(土)(入寮は2019年1月6日(日))
募集締切:2018年9月末日
募集人員:6名
食事手当:7万円(※インストラクター資格取得後、インストラクター業務を担当できる方には食事手当を15,000円アップ)
寮完備、寮費光熱費 実質無料
講習費すべて無料!(教材代・プロ登録料は負担して頂きます)
コース終了後、シーサーに就職する方にはお祝い金(10万円)が支給されます。

★募集資格
・20歳から35歳までの健康な方
・オープンウォーターダイバー資格保有者で経験本数20本以上の方
・要普通自動車免許(AT限定可)
・潜水士の資格(後日取得予定があれば可能)
※事前入学し、経験を積むことも可。お問い合わせ下さい!
詳細はこちら

 

 

マリンハウスシーサー那覇店

沖縄県内に全6店舗を展開するダイビングショップ。ハード、ソフトの両面において信頼性の高いサービスを提供し、高い顧客満足度を誇る。
那覇店では、3隻の大型高速船を所有し、おもに那覇からケラマへの日帰りダイビングを催行。粟国島や渡名喜島への遠征ツアー、上級者限定のドリフトツアーも定期的に行っている。

TEL:0120-10-2743
HP:http://www.seasir.com/
お問い合わせはこちら

 

 

次回は、ステップアップ講習その3

次回はいよいよ、インストラクターへの最終ステップです。インストラクター開発コース(IDC)、エマージェンシー・ファースト・レスポンス・インストラクター(EFR IR)、インストラクター試験(IE)を経て、まずはインストラクターという資格を得ることができます。これまでに学んだこと、経験を生かして講習生たちが難関に挑みます。 お楽しみに!!

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Koga

DIVER ONLINE 編集部

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