前回、コスラエの土地は一部が州の土地、または管理区で、あとはほとんどが私有地、つまり、地主が所有する土地と紹介しました。
コスラエ島は開発されていないジャングルが広がっていますが、それでは、コスラエの人たちはどのように自分たちの土地を見極めているのでしょうか。
果物や農作物を目印にしている場合が多いです。
例えば「ここのパパイヤの木からがウチの土地」のように。
また、ヤシの木などの木の幹に目印を彫っている場合も多いです。木の幹をよく見てみるとマークしてあることがあります。
さらに自分たちだけに分かる目印をつけている人もいます。
四角形のように4点にマークを付けて、自分の土地と分かるようにしている場合もあります。
自分の土地に目印を付けている
コスラエではココナッツやバナナなど フルーツが島の至る所で実を付けていますので、 いつでも取り放題・食べ放題と思われますが、実はそれらは私有地にあるため、勝手に収穫して飲み食いすることができません。
コスラエの裁判でも土地問題が多いようです。それほど島民にとっては重要な問題です。
コスラエを観光する際にはこの私有地の事情をよく理解して
観光してくださいね。
カット・ファ・オーシュン!(またね!)
コラムニスト
コスラエ太郎さん
コスラエ州政府観光局のお手伝いをする傍ら、旅行者が来るとダイブガイド、ツアーガイドに変身します!コスラエのホテル、ダイビング、 各種ツアーの手配も行っています。コスラエの観光業で働く唯一の日本人です。コスラエについてお気軽に日本語でお問い合わせください。
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