「D810」の後継機として9月に発売されるニコンFXフォーマットデジタル一眼レフカメラD850の詳細が発表されました。
有効画素数4575万画素とISO 64-25600を両立
「D850」は、新開発の裏面照射型ニコンFXフォーマットCMOSセンサーと、画像処理エンジン「EXPEED 5」を搭載。有効画素数4575万画素という高画素ながら、 ISO 64~25600の幅広い常用感度域(ISO 32相当までの減感、ISO 102400相当まで の増感が可能)を実現しています。
また、ボディー単体で約7コマ/秒※1、マルチパワー バッテリーパック「MB-D18」装着時で約9コマ/秒※1※2の高速連続撮影が可能。「D5」 と同じ高速・高精度な153点AFシステムも備え、動きのある被写体をより確実に捉えます。
※1 AFモードがAF-C、撮影モードがS(シャッター優先オート)またはM(マニュアル)、1/250秒以上の高速シャッタースピードで、その他が初期設定のとき。
※2 Li-ionリチャージャブルバッテリー「EN-EL18b」(別売)を装填したマルチパワーバッテリーパック「MB-D18」(別売)使用時。「EN-EL18b」を使用する場合はバッテリー室カバー「BL-5」(別売)が必要です。
動画性能もアップ
動画性能も、前機種「D810」(2014年7月発売)からさらに強化し、FXフォーマットベースフルフレームでの4K UHD(3840×2160)/30p動画の撮影が可能になりました。フルHDでは、被写体の一瞬の動きを印象的に表現できる最大5倍のスローモーション動画※3にも対応しています。また、インターバルタイマー撮影を使って8Kのタイムラプス動画※4を制作できるほか、サイレント撮影やRAW画像のカメラ内一括現像などの新たな機能も追加しています。
※3 設定にかかわらず、画像はノーマル、撮像範囲は[DXベースの動画フォーマット]になります。AFエリアモードはノーマルエリア、ワイドエリアに制限されます。音声は記録されません。
※4 8Kのタイムラプス動画の制作には、市販の編集ソフトが必要です。
概要
ニコンデジタル一眼レフカメラ「D850」
価格/オープンプライス
発売時期/2017年9月8日予定
予定生産台数/当初月産 約2万台