■発売:2018年1月10日(水)
■価格:980円
クジラが唄う海へ
文=曽田夕紀子
冬になると、遠く、シベリア海域から約1万キロの旅を経て、
日本の海にザトウクジラがやってくる。
哺乳類でありながら、進化の果てに海で生きることを選んだクジラたち。
見晴らしがいいとはいえない海中世界で、
彼らが磨いたのは「歌」というコミュニケーション。
雄大で優美な佇まいと歌声に魅了された人たちに聞いた、
海の歌い手、クジラの魅力についてを特集。
あらゆる生物好きが崇める聖地。
コスタリカ
写真=関戸紀倫
文=大野幸隆
協力=エス・ティー・ワールド、トラベルファクトリージャパン、
ゴジツアーズ
コスタリカは中米に位置する共和制国家。
九州、四国を足したほどの面積でありながら、地球上にいる生物の約5%が生息、
国土の1/4が保護区に指定されている環境先進国。
ここでしか見ることができない生物も多く、
ダイバー、バードウォッチャー、爬虫類・両生類マニアから昆虫好きまで
「いつかは行きたい聖地」として崇められている奇跡の場所でもある。
ファンタジックダイビング
伊東
写真=むらいさち
リポート=小林沙綺
協力=伊東ダイビングサービス
関東圏から日帰りで気軽に行ける観光地としても知られる、東伊豆の伊東。
水中ではダイナミックな地形だけでなく、
カラフルな海中景観やイルカとの戯れも楽しめる、ファンタジーな海だった!
「魚礁ブロック」に期待大!
輝く冬の大瀬崎
写真=杉森雄幸
文=湊亜弥子
協力=大瀬海浜商業組合
人気のアイドルから深海の珍客まで訪れる個性豊かな大瀬崎。
そんな大瀬崎が誇るスーパービーチポイント「湾内」に
新たな「魚礁」が2か所に設置され、
ますます生物相を厚くさせること間違いなし!
須賀次郎×中村征夫
東京湾・お台場に潜る!
文=須賀潮美
陸上撮影=緒方佳子
中村征夫さんが東京湾で初めて潜ったのがお台場の海。
いっぽう須賀次郎さんは「東京湾水中生物研究会」を主宰し、
お台場で20年以上にわたり、計170回の潜水をしている。
2人が知り合ったのは50年ほど前に遡るが、これまでいっしょに潜ったことはなかった。
その2人が、思い入れの深いお台場の海で初めてバディを組んだ。
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