今回は雨季だったので、透明度は⤵︎。その代わりマクロ三昧!
バリ島の雨季は12月から5月、乾季は6月から11月。どの時期に来島するかはあなた次第、それぞれの季節で良い点がある。雨季でも雨がずっと続くわけではなく、ちゃんと晴れ間も見えます。ただ陸地から海に雨水が流れるので、透明度は落ちてしまう事が多い。ワイドが大好き、ワイドしか撮らないダイバーには雨季は向かないかも?でもマクロダイバーにはそんなに影響ないと感じた。しかも雨季は海が大変穏やかになる点が利点。乾季は透明度が上がるけど、南西の冷たくて強い風が吹くため南のポイントが潜れなくなる。しかしワイド派ダイバーには乾季がお薦め、風があると寒いのでボートコートは必須。
ムンジャンガンのダイビングポイント(ダイブナビより)
レアな生物がここでは普通種?
天気がよい日には桟橋の下にいる小魚の群れの撮影も狙っていたので、フィッシュアイ、ズームレンズも持参したがほぼ出番なし、マクロが楽し過ぎてマクロ三昧を思う存分満喫する結果に。
ピグミーパイプホースのカップル ムンジャンガンではいつでも見れる普通種
やっと1個体見れるかどうかの生物が、ここでは群れていたりする。でもその生物がすっごくマニアックだったりする。
フタイロカエルウオ このバージョンはここでは普通種
シークレットベイに行けば、100%ピクチャードラゴネットに会える
シークレットベイには車で移動 マックダイブが楽しい
ニシキテグリに似ているが、模様が全く違います。しかも日中に活動してるからいつでも見れる。私はシークレットベイ以外で見たことがありません。ピクチャードラゴネットはコウワンテグリ属。
撮るコツはじっと待つべし
上から見た模様、見事な左右対称
珍しいハゼがたくさん
バリ島西部はハゼ天国!ハゼ好きにはたまらない聖地かも?実は普段ハゼには目もくれない私だが、今回はハマりました。では撮影したハゼを一気にご紹介。
サリダイブでは背ビレちゃんという愛称で呼ばれるオオゴチョウイソハゼSP。よく見ると模様が美しいハゼ
体長はせいぜい2センチ すぐ隠れてしまうから、撮影は慎重に
レッドブローチピグミーゴビー
メタリックシュリンプゴビー
ベニハゼの一種
ダルマハゼの一種
オイランハゼ
ヒメニラミベニハゼ
セボシウミタケハゼのカップル 産卵中
ヤノダテハゼ
レッドヘッドワーフゴビー アオギハゼに似てるけど縞がない
オレンジヘッドピグミーゴビー
カニハゼのチビちゃん
寄生虫付き
ニチリンダテハゼ
リボンリーフゴビー
ハゼ以外にはこんな生物が見れましたよ〜!
ワンダーパスオクトパス直径15センチくらいの子供、オコゼの一種でまだ名前がついていないもの、ホヤカクレエビの一種、リトルファイルフィッシュ、珍しいスズメダイなど被写体はたくさん。
ホヤカクレエビの一種 2センチくらいしかないホヤの中に隠れている。
オコゼの一種、正式名はついていない。サリダイブではキリンちゃんという愛称で呼ばれている。極小で1、2センチ
ワンダーパスオクトパスの子供 105ミリだったのであえてアップ
タチアオイウミウシ 珍しい ウミウシですね、初めて見た
ワレカラ 何処にいるかわかるかな?
リトルファイルフィッシュ
リトルファイルフィッシュ これが婚姻色
スプリンガーデムワーゼル
ローランドデモイゼルの幼魚
オレンジダムゼル 幼魚だともっと色が綺麗
ハナゴンベの成魚 15メートルの水深で複数いた!
マニアックなダイビング 水中編はいかがでしたか?
たくさんの水中写真をご紹介させて頂きましたが、いかがでしたか?これらの生物を見て、全然珍しくないと思った方はマニアックダイバー上級者です!こんな生物見たことがないという方は、是非ムンジャンガンを訪れてみてはいかがでしょう?今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。次回はエジプト、レッドシーの海をお届けします。お楽しみに〜。
Written by
Squirri007_diving
海が大好き、ダイビングが大好き、水中写真が大好きでどうやって素敵な写真が撮れるか修行中。ロンドンから世界のダイビングスポットに旅行してます。