南太平洋の秘境 パプアニューギニアでダイビング!

南太平洋の秘境 パプアニューギニアでダイビング!PNGでダイビングをするなら、まずは成田から首都ポートモレスビーまで向かい、そこから国内線に乗り換え1時間あまり移動するとダイビングリゾートに到着出来る。私が訪れたのは、ニューブリテン島のキンベ湾。他には、マダンやアロタウ/ミルンベイなどもダイビングリゾートとして有名だ。PNGはワイドもマクロも充実し過ぎており紹介したい写真がありすぎるので、水中編はワイドとマクロに分けて紹介します。まず今回はワイド編から。パプアニューギニアの透明度、魚影の濃さ、美しいサメ達を堪能して下さい!

グレーリーフシャーク こんな大きなサメが目の前をぐるぐる旋回

パプアニューギニアって?キンベ湾はどこにあるの?

パプアニューギニアは赤道直下にあり、インドネシアとオーストラリアの間くらいに位置する。

PNGの地図 ワリンディプランテーションリゾートのホームページより

キンベ湾は特に透明度が高い

キンベ湾があるニューブリテン島は、ニューギニア島に比べ透明度が高いと評判。また大きな潮流により温暖化の影響が少なく、350種もの珊瑚が生息しており、海の中はまさに楽園!

巨大なウミウチワ 水中の生物全てがイキイキしているPNG

水温は年間を通して28〜29度前後、乾季は4〜12月でこの時期は透明度が抜群となり30メートル以上、雨季は1〜3月で若干透明度は落ちる。

ワリンディプランテーションリゾート運営のダイブクルーズ フェブリナ号

ワリンディプランテーションリゾートのホームページより

フェブリナ号のダイブクルーズはとても楽しかった。ダイバー8人のうち2人がセミプロ水中写真家だったため、アフターダイブの会話がとても盛り上がり彼らが心掛けてる撮影のコツなども教えてもらえた!実はダイブクルーズの良いところは、これなんです。秘境のクルーズに参加すると人数が限られているせいか、有名な海洋学者やプロ/セミプロ水中写真家に偶然会う可能性がある。今回のフェブリナ号では水中写真家のMark Fuller氏とJeff de Guzman氏とご一緒することが出来た。両氏ともにこのフェブリナ号のダイブクルーズはフォトコン入選の賞金でした!

フェブリナ号の詳細リンク

グレーリーフシャークにシルバーチップシャークが間近で見れる!

間近というか、2〜3メートル級のサメ達がカメラにガンガンぶつかってくるという恐るべき体験。最初は怖さに心臓がバクバクしたけど、そのうちに撮影に夢中になり恐怖感はすぐに消える。時には近過ぎて画像に収まりきらないこともあり、美しいショットを撮るために試行錯誤。しかしフェブリナ号のダイブクルーズに参加すれば、これらのサメ達に毎日会える!

目の前直前で何匹ものグレーリーフシャークが方向転換し、迫力満点なダイビング!

時には近過ぎて画面に収まりきらず、こんなショットになってしまうことも。

どアップ 近過ぎー

頭をはたかれる…

ダイバーとサメ達の距離感がこの写真で分かると思いますが、真上を何度も旋回します。何度もカメラのドームにぶつかってくる。

シルバーチップシャークは常に3匹が現れる

PNGの魚影の濃さはハンパなくすごかった!

ブラックフィンバラクーダの群れ

バラクーダを追いかけるダイバーを下からあおって撮影

すごい数のナンヨウツバメウオの群れ

これが噂のバラクーダリバーか!?目の前で見れるとすごいんですが、この写真で読者に伝わりましたか?

ぐるぐると渦巻きにもなる。

時にはイルカの群れにも遭遇!小型ボートに急いで乗り込み、イルカと一緒にシュノーケルタイム

バンドウイルカの群れ
とても大きな群れ、100は軽くいたように思えた。

巨大なキャベツコーラル、恐らく10メートル以上はあったかも?こんな素晴らしい珊瑚の海がたくさん広がっている。パプアニューギニアはご存知の方もいると思うが、コーラルトライアングルと呼ばれる三角地帯の中にある。世界で見られる半数以上の珊瑚が、このキンベ湾に生息している。

もちろんウミガメにもしょっ中遭遇する

今回の水中ワイド編はいかがでしたか?楽しめて頂けたでしょうか。次回はマクロ編をご紹介しますね、これだけのワイドと珊瑚礁、素晴らしい透明度に加え、どれだけマクロも楽しめるの?と驚いて下さい!パプアニューギニアは本当に素晴らしい海でした。ほぼ手付かずの自然が残ってるこの秘境は、大自然が好きな人ならこの島々にすぐ夢中になること間違いなし!是非機会があったら訪れてみて下さい。

パプアニューギニアでは、このようにイソギンチャクがよくまるまっている。しかも色とりどりで美しく、とても絵になるのでこれを見るだけでも行く価値あり!

Written by

Squirri007_diving
海が大好き、ダイビングが大好き、水中写真が大好きでどうやって素敵な写真が撮れるか修行中。ロンドンから世界のダイビングスポットに旅行してます。

AUTHOR

Takeuchi

DIVER ONLINE 編集部

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