那覇発ケラマ 「中・上級ドリフトファンダイビングツアー」に挑め!

DIVER8月号でご紹介した、ダイナミックな慶良間諸島&粟国島。<マリンハウスシーサー那覇店>の今年からスタートした新メニュー「中・上級ドリフトファンダイビングツアー」に参加すれば、あなたもあの大迫力の絶景を目の当たりにできる!

まずは参加条件をクリアせよ!

「中・上級ドリフトファンダイビングツアー」では、おもに慶良間諸島の外洋ポイントを潜る。ときに波や強い流れがあるため、<マリンハウスシーサー那覇店>では、安全を確保する上での参加条件が設けられ、経験本数は100本以上(アドバンス保持者は50本以上)となっている。さらに、船をアンカーロープで固定しないためスムーズなフリー潜降と浮上ができ、確実な中性浮力と、耳抜きに何ら問題のないダイバーのみに限定。潮流の速い水中を根に沿って横切ったり、逆らって泳ぐこともあり、フィンキックの技術と体力も必須だ。

ダイナミックな外洋ポイントはここだ!

参加条件を満たしていたら、あとはツアーに参加するのみ。と、その前に、中・上級者向けに開拓されたDIVER編集部おすすめの外洋ポイントを少しだけご紹介しよう。

①黒北ツインロック ②上城 ⑤自津留先端 ⑥かめ吉 ⑦ツインタワー ⑧男岩 ⑨ウチャカシ ⑩北平瀬 ⑪大曽根 ⑫夫婦岩 ⑬平瀬 ⑭マチャン曽根 ⑮名瀬ツインロック ⑯トリプルスト―ン ⑰久場西隠れ根 ⑱紺瀬 ㉑タカチンシ ㉒ナカチンシ ㉓湾内トンネル ㉔筆ん崎(粟国島)5~6月のみスペシャルトリップ

③運瀬

人気の激流ポイント。水面まで露出した岩は水深40mから切り立った一本根で、ダイレクトに当たる潮により魚影の濃さはトップクラス。下げ潮時に見られる1.5m級のイソマグロが群れをなして泳ぐ姿も。

④ウチザン礁

露出岩の周囲には他にも無数の隠れ根が点在し、メインとなる大きなハマサンゴの岩にはイソバナが群生していて、ノコギリダイ、アカヒメジ、ミナミイスズミなどが群れている。マンタに出会えるケラマ屈指のポイント。

⑲下曽根

慶良間諸島の最南端にそびえ立つ隠れ根。外洋に位置しているため、潜れるコンディションの日こそ貴重。トップ5mからボトム40mまでのドロップオフで、潮の流れはかなり速い。ジンベエザメやバショウカジキの目撃例あり。

⑳トムモーヤ

外洋に顔をのぞかせた、2つの洗岩。水中には大小の切り立った隠れ根が点在し、別名「トムモーヤ山脈」。水深約22mのゴロタでは、イソマグロ、ロウニンアジ、カマスが見られる。ザトウクジラとの遭遇例あり。

中・上級者ダイバー専用のクルーザーで行く!

ビギナーダイバーでは潜れない、ダイナミックなポイントへと向かう「中・上級ドリフトファンダイビングツアー」のために、満を持しての登場となったのが『ラグーン号』だ。<マリンハウスシーサー那覇店>では、『ラッキー号』『ラブ号』『ライン号』に加え、4隻目の仲間入りとなる。
定員32名のところ、最大乗船人数をゲスト18名までと限定することで広々と利用でき、けっして窮屈な思いをすることはない。さらにガイド1名につきゲストを6名までと少人数制を徹底。ベテランダイバーにとってこの上ない、ぜいたくなダイビングが楽しめるのだ。

古見きゅうさんの「世界の海情報を配信する動画番組 9CHANnel」にて、取材の模様を公開!

⇒マリンハウスシーサー那覇店

月刊DIVER8月号(7/10発売)では、『ラグーン号』で行く慶良間諸島&粟国島のダイビングシーンが満載です。ぜひ本誌もご覧ください!

写真=古見きゅう
リポート=小森由樹子
協力=マリンハウスシーサー那覇店

AUTHOR

Amano

DIVER ONLINE 編集部

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