鮭遡上撮影
北海道、この時期サケたちの遡上のシーズン。日本海側は鮭が豊漁らしいです。
今回は神恵内の方面の河川で観察させていただいてきました。
産卵のために・・・。
鮭たちは川で生まれ海という大きな世界に3~4年ほど飛びだして回遊し、新たな命を産み落とすために育った川へと戻ってきます。
その行動を「母川回帰」というそうで、体に覚えつけられている方位や育った川のにおいから戻ってくると考えられているそうです。
すごいですよね♪
体が赤や黒くまだら模様に 婚姻色です。
戻ってきた鮭は体も婚姻色となってます。
ペアを作るためオス同士で壮絶な争いをし身を傷付け合います。
勝ったオスがメスが生んだ卵に放精する重要な役割を担うことができます
目も白くなり、しっぽやヒレもなくなるほどこすれ落ち、肉もなくなっても必死に泳いでました。
その日、産卵のシーンは確認できませんでしたがあちらこちらに卵も確認できました。
産卵を終えた鮭・戦いを終えた鮭。
残りの命を必死に生きている姿は感動でした。
この命のリレーが途切れることなく続き、来年もたくさんの鮭たちがこの川に戻ってくることを願います。
現在もニュースなどでも取り上げられているように密漁・禁止エリアでの釣りが後を絶ちません。そのような行為はやめましょう。
今回はダイビングショップさんたちが神恵内村役場等に許可をいただいたうえで観察撮影させていただきました。
Written by
route58.kariyushi -HISAKI-
北海道の海を愛し、積丹をメインに潜ってます♪北海道の海を中心に紹介させていただきます。