「ボニンブルー」と呼ばれる紺碧の海に囲まれた小笠原には、サンゴが美しいビーチや、白砂が輝くビーチ。シュノーケリングが楽しいビーチなど、いくつものビーチが点在しています。

小港海岸

タマナやハマギリなど南国の木々が茂る林を抜けると、見渡す限りの真っ白なビーチが続く。素足で楽しめ、遠浅で穏やかなので子供でも安心。サンセットスポットとしても人気です。
夜はスナガニやオオヤドカリが現れるので自然観察にも。

広大な白い砂浜、青い海、青い空。南国と聞いてイメージする世界がここにあり、写真撮影スポットとしてはいちばん絵になります。天体観測スポットとしても有名

出典：ogasharera.shigaakihito.com

コペペ海岸

かつてギルバート諸島出身のコペペじいさんが利用していたと言われるビーチ。
集落から少し離れているので、人が少なく静か。のんびり過ごしたい人にはおすすめ。
波打ち際からすぐにサンゴの群生ポイントがあり、シュノーケリングも楽しめます。

海にはネムリブカがおりシュノーケリングも楽しめる。
が、他の海岸と比べると珊瑚や魚は物足りないのが率直な感想。
しかし上記にも書いた通り人が少ないのでノンビリ過ごすには絶好のポイント。
読書をしたり海岸で貝殻を拾ったり、
ヤドカリを探したり。
暑くなったら海へ入れば良い。
なんとも贅沢な時間。

扇浦海岸

白くきめ細かい砂浜が広がる扇型のビーチです。
駐車場とトイレ・シャワー完備のレストハウスがあり、家族連れでの海水浴におすすめ。

境浦海岸

木陰の多い白い砂浜の海岸。
すぐ沖合には、太平洋戦争末期に魚雷攻撃を受け、沈没寸前ながらも独力で浜辺に座礁した輸送船(浜紅丸)の赤錆びた船体を見ることができます。

大村海岸

二見港のすぐ脇にある、通称「前浜」。
海岸の東側は親水護岸になっていて、海水浴やウインドサーフィンを楽しむ人たちでにぎわいます。
船に乗る前の最後のひと泳ぎにもぴったり。

宮之浜

街の中心部から歩いていける、美しい海岸。
海中には珊瑚がひろがり、熱帯魚もたくさん。ナンヨウブダイやタテジマキンチャクダイなど大型の魚も見ることができ、シュノーケリングにおすすめのビーチです。

釣り浜

古くから釣り場として知られた海岸。
兄島瀬戸に面した小さな石の浜辺で浅瀬に美しい珊瑚が広がっていますが、潮流が速く危険。
岸辺から離れないようにしましょう。

ジニービーチ

父島最南西端、南島に面した美しいビーチ。きらきらとパウダーサンドが輝きます。
陸路は整備されていないので、カヤックやボートで上陸します。
沖に出ると潮が速いので、浜辺から離れないようにしましょう。

ジョンビーチ

こちらもジニービーチと同様に海からのアクセスがメジャーですが、陸路でもアクセス可能。ただし、トレッキングで2時間半ほどの道のりです。
石灰岩地帯で白砂の砂浜が特徴で、南島瀬戸に浮かぶ岩礁の景観を見ることができる海岸。秘境に来た気分を味わえます。

まとめ

東京とはとても思えない小笠原諸島。
海岸にいったら、海だけではなく空を眺めてみるのもおすすめです。サンセットも美しいですが、流れ星がきらめく満点の星空もとってもきれい。
あなたのお気に入りのビーチを見つけてください。

Written by

yoshiko
海もダイビングもすきですが、まちあるきや、きれいな景色を見ながらぼーっとするのも好き。おいしいものも大好きです。