先日、東京・恵比寿で開催されたDIVE BIZ SHOW2018。レポート第3弾となる今回は、軽器材に加え、あったら便利なアイテムに注目します。
過去のレポートはこちらからどうぞ!
Vol.1 ウエット&ドライスーツ編
Vol.2 重器材&コンピュータ編
ぴったりフィット、視界も良好!
今シーズンのマスクは、TUSAのParagonに注目!
一番の特徴は、通常は2層構造のフレームを3層で構成していること。
フレームを3つのパーツに分解したところ
中核に据えたステンレスのフレームをウレタンのやわらかな層がつつむ、剛性に優れたつくり。鼻の柱の部分もこれまでのものより細く、視界のじゃまになりません。これまでのモデルも下方の視界はじゅうぶん広かったのですが、上方の視界がさらに開け、光もよく入る明るいマスクに仕上がっています。
濁っていたり日光が届きにくい深場でのダイビングでは、マスクに視界を遮られることによる圧迫感、閉塞感で突如として不安に襲われることがあるのですが、このマスクだったらストレスなく海の中の冒険を楽しめそう。しかもレンズが紫外線をカットしてくれるので、日の光がよく届く海でも快適です。
しっかり蹴れて、疲れにくい
新しいフィンなら、マレスのエキサイトをチェック!
エキサイト
水をしっかりとらえる改良型チャネルスラストを採用。しっかりしなって推進力を確保しつつ、疲れにくいフィンに仕上がっています。エキサイトでは物足りない!という方は、より推進力を得られる硬めのエキサイトプロをチョイスして。価格も¥15,000とお手頃です。
エキサイトプロ
自分で使えないのはわかっているけれど
そしてマレスのブースではこんなものも発見!
キッズ用のスノーケルセットがかわいすぎて!マスク・スノーケル・バッグがセットになっています。
バッグは底の部分がメッシュ地になっているので、濡れてしまったマスクや海で使うアイテムを入れても大丈夫。
バリエーションもイカやカメのほか、全部で6種類。自分には小さすぎるのは重々承知ですが、「誰かプレゼントする子ども、いないかな」と何かと理由をつけて買ってしまいたくなるかわいさでした。
重たい荷物も、颯爽と担いで
さて、大人の器材はたっぷり容量のメッシュバッグに入れましょう。
FLコーポレーションで見つけたこちらのメッシュバッグはバッグパック型。重器材もウエットスーツもすべて収納可能なビッグサイズです。
バッグパックなら両手がフリーになるし、重さも両肩に分散されるし、バランスがとりやすいから歩くときにもふらつかず、いいことづくめ。ポケットつきなのもポイントです。
マクロもワイドも諦めない!
FLコーポレーションではこんなお役立ちグッズも発見!
なんと、マスクに貼る老眼鏡。しかも、その貼り付け方も衝撃的なくらい簡単。
マスクの内側に数滴の水をつけてレンズを貼り、タオルなどで水をふき取ったら24時間乾かすだけでOK!水でくっついているので、マスクを変えたときに再利用も可能です。
「遠くの群れはよく見えるのに、近くのウミウシがぼやけて見えない…」とお悩みの、度入りマスク愛用者のみなさんには必携のアイテムなのではないでしょうか。
軽器材のトレンドは、海に映える白!
GULLでは昨年、人気インスタグラマーの影響もあってか、マンティスのホワイトが大人気だったそう。
ディープブルーの海でも、エメラルドグリーンの海でもよく映えて、女子がつければその可愛さを一層引き立たせてくれる魔法のカラー。instagramブームが日本中を席巻した2017年、その波はダイビングの世界にも押し寄せていたようです。
かわいく見られたい、素敵に写真にうつりたいのはいつだって女子の課題。黒で揃えるのもプロっぽくてかっこいいけれど、今年もホワイト女子が海を賑わせるのかもしれません。
今年も白いマスクがたくさん出ています!
気になるものは見つかりましたか?
ここまで3回に渡っていろいろなアイテムを紹介してきましたが、スタッフ 吉沢のDIVE BIZ SHOWレポートは今回でおしまい。ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!少しでも琴線に触れるものが見つかったなら、嬉しいです。
このあとはカメラ好きスタッフの中田にバトンタッチして、カメラ編をお送りしますので、もう暫くお付き合いくださいね。
DIVE BIZ SHOWの詳しいレポートは、3月10日発売のDIVER4月号でもご紹介します。こちらもどうぞお楽しみに!