諸説ございましょうが、ダイビングの際には出来る限りグローブを着用したい、
そう思っておるマージィである。
サンゴやお魚に無闇に手を触れちゃならん! ちゅう意見も分からんではない。
分からんではないが、別にサンゴではなく、
流れにあらがってやむを得ず岩をつかむことだってあるでしょうに。
これ、海外の現地ガイドなんて無茶苦茶うるさいお人もいらっしゃいます。
おかげで、あっという間に流れに乗って「さよーならー」と消えて行ったダイバーも、
ワシゃ見たことがある。
それにですよ、海の中には危険な生物がいっぱい。
触る気がなくても向こうから寄ってらっしゃることだって多い。
だからグローブを付けて、そのうえでなるべくどこにも手を触れないこと。
これが一番よろしいのではなかろうか。
で本日のオススメ「コ・モノ」は、グローブであります。
まずはクレッシィの〈HIGH STRETCH GLOVE〉。
立体裁断のうえにストレッチ素材で、こりゃ、はめやすい、脱ぎやすい。
見よ、この艶(なまめ)かしさ!
ポイントは表面を覆うハニカム模様ですな。それにキラキラ輝くラメ。
まるで夜会服に合わせる長い手袋のようであります。うっとり。
ハニカムとラメが効いてるなあ!
おお、なんという艶(つや)っぽさ!
このデザイン、もちろん社交用ではなく、滑り止めのためのもの。
さらに素材がストレッチ性に優れるので、はめてみると伸びが良くって、
しかも薄手なのにあったかい。
もともと立体裁断なのですが、まあ、はめやすいこと、脱ぎやすいこと。
これ、女性ダイバーにイチ押しね。
続いて、カメラ派ダイバーのあなたには、もうこれしかあるまいという逸品をご紹介。
B’ismの、その名も〈水中カメラマングローブ〉。
皆さま、まず、右手をご覧くださいませ。
人差し指と親指の先端がカットされておりますね。
これ、カメラの操作をしやすく、シャッターを押しやすいようにという配慮です。
右人差し指と親指の先端は、カメラを操作しやすいようにカット済み。
続いて左手をご覧ください。
手のひら部分から指先まで、しっかとカメラ、
あるいはそれこそ岩をホールド出来るよう滑り止めが施されてございます。
でもって左の手のひらは滑り止め加工で、グリップ万全。
これならあなた、シャッターチャンスを逃すことなく、
素晴らしい「決定的瞬間」をものにすることが出来ましょうよ!