これは指示棒と言いましてな、英語で言うとポインター。
海の中でガイドダイバーが小さな生き物を見せてくれるときに、
こいつを使って「これですよ~」と指し示すアレですよ。
あるいは直接手で触っちゃ危なそうな場合、
例えばイソギンチャクをそっと掻き分けて、
クマノミくんを誘い出したりもしますな。
ただ気を付けなくちゃいけないのは、
海外なんかだとイジメてると誤解されて
「なんてことするんだ、海の生物たちに!」と怒られたりします。
ご用心、ご用心。
で今回は誤解されにくい、優しげな指示棒を取り揃えてみました。
まずはmic21オリジナル〈ステンレス指示棒〉
ステンレス製です、中空です、従ってめっちゃ軽いです。
でもって先端部には白いキャップが付いております。
なんか言われそうになったら、この先っちょを見せて
「ノンノンノン、イジメてないで~す!」とアピールしましょう。
続いては究極のなごみ系指示棒、その名もBBC〈伸縮指示棒UB〉
「ゆーびー」ですな、文字通り。
指先がビヨ~ンと伸びたり。
キュ~ッと縮んだり。
この指先なら、どこへ行って何を指し示そうとも笑いを誘って、
怒られるなんてことはないでしょう。
伸ばせば最長73.5センチ、縮めりゃ18.5センチと超コンパクト。
そして最後に控えしは、なんだかハイテクなデザインのこの1本、
mic21オリジナル〈七転八起〉
指示棒、サンドスパイク、カレントフックと1本3役。
指示棒には間違いないんですが、
波打っちゃってる先端部はサンドスパイクに使えます。
流れがあるとき、砂地の中に差し込んでヨイショヨイショと前進したりするわけね。
一方、三角形に曲げられた手元側は、カレントフックとして使います。
この部分を岩などに引っ掛け、リングにコードを通してBCと結んでおけば、
流れにカラダを持って行かれることなく水中撮影出来たりしますな。
オーソドックなのが良い、
て方にはムラカミ〈DXステンレス指示棒〉をどうぞ。
バックルでBCから脱着するも良し、コードに取り替えて使うも良し。
最もプロっぽく見せるならコレかも。
ところでなぜ、このコ・モノが必要なのか?
決まってるじゃん、これで何かを指し示してやりゃ、
なんだかプロっぽく見えるからだわよ!
取材協力/mic池袋店