2016年10月21日
主題であるペンギンはもちろん、オットセイ、シャチ、クジラ、アザラシ、それらの海洋生態系の大きな位置を占めるオキアミ、移入動物、腐肉をあさる鳥など、南極圏に生きる動物たちの様子を写真と文で綴るフォト・ルポルタージュ。筆者の水口博也氏は、南極に20年近くにわたって通い続け、その様子を記録した。そして本書では温暖化が与える南極圏への影響と、その結びつきを総合的に分かりやすく示しており、ペンギンだけでなく、南極圏のことを知るために多面的な情報を知ることができる一冊となっている。
「ペンギンの楽園 地球上でもっとも生命にあふれた世界 The Paradise Of Penguins」
著者/水口博也
版型/B5変形判 ページ数/128
出版/山と渓谷社
価格/1,800円+税
詳しくはこちら(山と渓谷社)
http://www.yamakei.co.jp/products/2816310360.html