沖縄でワーキングスタディ、即戦力スキルが身に付く!インターンシップ前編Vol.5

沖縄に6店舗を展開し、130名ものスタッフが在籍する“マリンハウスシーサー”の「ワーキングスタディコース」は、働きながら学べる上に、実質無料でインストラクターを目指せるという夢のコース。 実際にインストラクターを目指し、ワーキングスタディコースで奮闘中の講習生たちが、一歩ずつ着実に夢の実現に向かっていく様子を紹介しながら、本コースの魅力に迫ります! 前回、ついにインストラクター試験に見事合格した講習生たち。でも、それはゴールではなくスタート。 さらにインターンシップで、実際の現場での経験を積んでいくことで「即戦力インストラクター」として、世界に羽ばたくことができるようになります。夢を確実に実現できる、それが「ワーキングスタディコース」最大の魅力です。 講習生の成長にご注目下さい!

即戦力スキルが身に付く!インターンシップとは

 

インストラクターの資格を持っているだけでは、実際にインストラクターはつとまらない。
どんな職業においても言えることではあるが、実際の現場でしか学べないことや、経験から身に付く知識や対応能力、コミュニケーションスキルやサービス精神など、総合的な力が必要だ。
お店を運用するための基本的な業務、ゲストに楽しんでもらうサービスを提供し、インストラクターのアシスタントとして実際のお客様とコミュニケーションをとったり、体験ダイビングやスノーケルガイドプログラムを自分で開催することで、技術と経験を深めることができ、はじめて即戦力として働くことができるスキルが身に付くのだ。

 

実際の現場で学ぶ

実際に現場の先輩スタッフに付いて、たくさんのことを学ぶことができます。きちんと学べる体制が整っている中で教えてもらえるのはこの時だけ!しっかり吸収します。

 

ゲストとコミュニケーション

ゲストに楽しんでもらうために欠かせないコミュニケーション。
リラックスさせたり、不安を取り除いてあげたり、実際の現場で体感し経験を積むことができます。

 

ガイドプログラムの開催

先輩スタッフのアシスタントとして活動をはじめ、問題ないと判断されると、単独で体験ダイビングやスノーケリングガイドプログラムが実施できるようになります。

 

 

コースディレクターに聞きました!インターンシップのこと

ステップアップ講習との違いは?

「ゲストの方を第一に考える」ではないでしょうか。
講習時はワーキングスタディ(以下WS)メンバーしかおりませんので、仲間内で仲良く話をしたり、WSメンバーだけで集まって食事もしますが、やはりゲストがいる前ではそれらは控えなければなりません。ゲストの方と体験した事を共有したり、ランチタイムを楽しむ。その時間が新しい発見を生む場所でもあります。
またゲストの居心地、安全、楽しさを「その人の立場になって考える」事が記憶に残るサービスに繋がります。講習とインターンシップ、業務中と業務終了後でメリハリをつける事が大切です。

講習生に身に付けて欲しいことは?

いろいろなスタッフのアシスタントに付いて学べる機会が多いのはWS期間中だけ。色々な人のスタイルを見て勉強できるチャンスです。卒業してから気付く人が多いので、早い段階で気付き、学んでもらいたいです。
またチャンスを無駄にしない事。各メニューのアシスタントに付ける頻度も限られてきます。翌日担当するメニューの予習やブリーフィングの練習を欠かさない等、最大限生かす努力をする姿勢を身に付けてほしいですね。

シーサーならではの魅力は?

創業30年を超える歴史と培ってきたノウハウ、何事にもチャレンジさせてくれる柔軟な体制、ワールドワイドであり、いろいろな人のカラーを感じる事ができます。
たくさんの事を吸収し「自分のカラー、自分の魅力を作れる」それがシーサーの魅力です。

 

 

整った環境の現場で、実際に学ぶ インターンシップ前編

 

シーサーの場合、ダイビング専用大型ボートをはじめ、タンク充填施設、器材オーバーホール施設も保有しており、実習環境は万全。 ゲストの送迎や受付事務、予約の電話対応、器材洗いにメンテナンス、車両整備、ブログアップといった一般的な業務に加え、船舶整備や器材販売と修理、タンクチャージ、船のアンカー外しとアンカーかけといったありとあらゆる業務を経験することで、本当の意味での即戦力を身につけることができる。

自社のダイビングボートを複数所有しているので、船に関する業務も学べる。
船を安全に固定したり、安全にアンカーをはずすスキルは、ダイビング業界で働くには重要なスキル

 


タンクチャージのトレーニング。
先輩にコンプレッサーの仕組みやチャージの仕方をレクチャーしてもらいながら、一人でできるように学んでいく。
忙しいときは200本以上もチャージすることも。チャージするタンクのナンバーを控えるのも大変だが重要な仕事。

 


チャージの合間を見ながら、前日に使った器材の片付けを。
厚いスーツは早めに乾くよう、隙間を開けて干すのがポイント。こうした細かいことも実践して学ぶことができる

いわゆる裏方の仕事。華やかではないが、どの業務が欠けてもお店の運営に支障をきたすゆえ、シーサーでは熟練スタッフが行うことも多い。その姿を目の当たりにし、その現場で実際に学ぶことができるので、お店を運営する上で重要なポイントを自然と身に付けることができる。
そして、こうした裏方の仕事が、「ゲストをもてなし、楽しんでもらう」という最大の目的を達成するために重要な土台であることを実感できるはずだ。

 

 

講習生に「インストラクター試験をクリアして働く今」について聞きました!

 

新井 啓仁さん

今までと変わったこと、違う部分は?
体験ダイビングに1人でお客様をお連れする事が出来るようになったことです。今までのように先輩方が後ろについて来ない為、水中の地形や生き物、ポイントによって変わる事をたくさん覚えなければいけません。
…大変ですが、道に迷わず(笑)水中世界を楽しんでもられるよう勉強中です。
自分の立ち振る舞いが、お客様に与える影響も大きくなった為、心構えにも変化があったと思います。

今一番嬉しい、もしくは嬉しかったことを教えて!
スノーケリング時もそうでしたが、体験ダイビングでも、朝からお客様が帰るまで自分一人でメニューを担当できるため、楽しませる事ができた時の感謝の気持ちが一番うれしいです。「ありがとう!楽しかった!また来るね!」こんな言葉を受けた時はサービス業を生業としてる者として感激です。名前を覚えて頂き、呼んで頂ける時も嬉しいですね。

難しいと感じることは?またそれを克服するために意識していることや努力していることはありますか?
体験ダイビングは老若男女、初めて経験される方が多い為、その日の思い出がその方の今後を左右する重大な事柄だと思っています。楽しければ水中世界にもっと興味を持って頂けますし、辛い思いをしてしまったら、もう一生やらないかもしれません。
その為、ストレスを解消して頂くために船上から色々なコミュニケーションを取るよう心がけています。とにかく、リラックスして楽しんで頂けることが何よりかと。
皆さん大好きなカメに会えたときは、水中でも興奮が伝わってくる程ですし。
自分が楽しくなければ、相手も楽しくないと思うので、毎日仕事をしていますが、楽しく過ごしています!

業務の中で一番好きな業務と、苦手な業務はなんですか?それぞれ理由も教えてください。
悩みますね。海に入れていれば毎日楽しいですが(笑)
強いて言うなら、送迎から始まって参加して頂けるメニューを1から説明お帰りになるまで担当する事ができれば、起承転結。笑いあり?!涙あり!?
楽しませながら一日を過ごして頂ける自信がありますね!嫌いな仕事は特にないですが、沖縄は暑いので、制服を着なければいけない所が辛いです。裸が一番(笑)

 

園田 剛士さん

今までと変わったこと、違う部分は?
正直変わったところは自分自身の中でわかりません。
現在の自分があるのはダイビングの世界を凄いと思わせてくれた方々に少しでも近づけるように自分なりに考えて行動してきたため、自分自身の中でそれほどの変化を感じることはありませんが、強いて言うのであれば自分でやれる範囲(仕事的な意味で)がある程度広がった気がするといった感じです。

今一番嬉しい、もしくは嬉しかったことを教えて!
以前体験ダイビングを行った時に上手く潜れなくて、改めて挑戦した時のお客様を担当した時に、自分なりに考えて行動して、体験ダイビングを成功させて、お客様に『ありがとう』と言ってもらえたことが一番嬉しかったです。

難しいと感じることは?またそれを克服するために意識していることや努力していることはありますか?
どうすれば自分が受け持ったお客様が楽しんでもらえるのかというところです。
人間それぞれいろいろな考えを持っているので、それぞれの人に対してどういったものが満足していただけるのかということが一番難しいと感じました。
昨日はよかったけど今日はダメだったということはよくありました。今は試行錯誤の連続です。
現在はダイビングする事に恐怖心があるお客様にもストレスを感じさせずに如何にダイビングの楽しさを伝えるのかという事に関していろいろとお客様に質問したりして情報の収集を行っている状態です。
体験ダイビングができなかったお客様にどういったところで体験ダイビングができなかったのかを聞いたりしながら対策を考えているところです。
正直これといった回答は出ていないのが現状です。

業務の中で一番好きな業務と、苦手な業務はなんですか?それぞれ理由も教えてください。
好きな業務はスノーケルです。泳げなかった子供が泳げるようになるのを見るのが好きです。苦手な業務は丘番です。体力的にかなりきついので苦手です。

 

細見 尚也さん

今までと変わったこと、違う部分は?
体験ダイビングに1人でお客様をお連れする事が出来るようになったことです。今までのように先輩方が後ろについて来ない為、水中の地形や生き物、ポイントによって変わる事をたくさん覚えなければいけません。
…大変ですが、道に迷わず(笑)水中世界を楽しんでもられるよう勉強中です。
自分の立ち振る舞いが、お客様に与える影響も大きくなった為、心構えにも変化があったと思います。

今一番嬉しい、もしくは嬉しかったことを教えて!
とても風が強く、島影でも若干の波がたつような海況の時、スノーケルガイドをしていて、最後に担当が細見さんでよかったと言ってもらえたことです。

難しいと感じることは?またそれを克服するために意識していることや努力していることはありますか?
お客様に満足して頂くことです。お客様一人一人求めているものが違って、綺麗なポイントで魚を見たい人もいれば、泳いでたくさん写真を撮りたい人もいる。 そんな中、すべてのお客様を満足させられるガイドをするのは、やっぱり難しいです。

業務の中で一番好きな業務と、苦手な業務はなんですか?それぞれ理由も教えてください。
好きなのはスノーケルですね。お客様と会話をしながら楽しめますし、子供たちのはしゃぐ姿を見るのは好きです。翌日の準備と作業など陸での作業は苦手です。。。

 

竹花 ジェシカプリシラさん

今までと変わったこと、違う部分は?
自分に自信が持てた!

今一番嬉しい、もしくは嬉しかったことを教えて!
まだインストラクターになる前に、海外のお客様の体験ダイビングをアシストして、お客様より後からお礼のメールを頂いたことです。
メールではインストラクターと呼んでくれていました(笑)

難しいと感じることは?またそれを克服するために意識していることや努力していることはありますか?
いっぱいありましたけど、今を振り返って思いつくことは、シーサーに入った頃はどうしてもお客様の名前とか顔とか、なかなか覚えられませんでした。
毎日新しいお客様がいっぱい訪れて、絶対に1日では覚えられないものだと思っていました。しかし最近では、あまり難しいと思わなくなりました。自分から声をかけるのは得意じゃないけど、いろいろとお客様の誘導とか案内をしていくうちに慣れてきたのだと思います。

業務の中で一番好きな業務と、苦手な業務はなんですか?それぞれ理由も教えてください。
最近は体験ダイビング!お客様が水慣れてきて楽しそうに泳ぎだす時は自分も一緒に楽しめます!
苦手なのは片づけ。
大量な器材やスーツを目の前にするとテンパりがち…

 

 

2019年度ワーキングスタディコース募集!

2019年のコース募集がスタートしました。
ワーキングスタディコースなら、着実にインストラクターを目指し、夢を実現できるはず。
やるかやらないか、それはあなた次第。仲間と一緒に夢を見るチャンスです!

★募集要項
期間:2019年1月8日(火)〜2019年11月30日(土)(入寮は2019年1月6日(日))
募集締切:2018年9月末日
募集人員:6名
食事手当:7万円(※インストラクター資格取得後、インストラクター業務を担当できる方には食事手当を15,000円アップ)
寮完備、寮費光熱費 実質無料
講習費すべて無料!(教材代・プロ登録料は負担して頂きます)
コース終了後、シーサーに就職する方にはお祝い金(10万円)が支給されます。

★募集資格
・20歳から35歳までの健康な方
・オープンウォーターダイバー資格保有者で経験本数20本以上の方
・要普通自動車免許(AT限定可)
・潜水士の資格(後日取得予定があれば可能)
※事前入学し、経験を積むことも可。お問い合わせ下さい!
詳細はこちら

 

マリンハウスシーサー那覇店

沖縄県内に全6店舗を展開するダイビングショップ。ハード、ソフトの両面において信頼性の高いサービスを提供し、高い顧客満足度を誇る。
那覇店では、3隻の大型高速船を所有し、おもに那覇からケラマへの日帰りダイビングを催行。粟国島や渡名喜島への遠征ツアー、上級者限定のドリフトツアーも定期的に行っている。

TEL:0120-10-2743
HP:http://www.seasir.com/
お問い合わせはこちら

 

 

次回は、インターンシップ 後編

次回はいよいよ、インストラクターへの最終ステップです。インストラクター開発コース(IDC)、エマージェンシー・ファースト・レスポンス・インストラクター(EFR IR)、インストラクター試験(IE)を経て、まずはインストラクターという資格を得ることができます。これまでに学んだこと、経験を生かして講習生たちが難関に挑みます。 お楽しみに!!

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Koga

DIVER ONLINE 編集部

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