コスラエ島 – Island of the Sleeping Lady 南国・コスラエ移住記 Vol.2

Pain kom ! こんにちはコスラエ太郎です! みなさんコスラエ島がどのような島か想像を膨らませてくださいましたか? 南国移住記の第2話、今回はコスラエ島についてお話します。 今回初めてご覧になる方は是非、前号から続けてお読みください。

コスラエ島は、Island of the Sleeping Lady「眠れる美女の島」と呼ばれています。写真の風景が「スリーピング・レディ」です。山の頂がまるで女性が横になっているかのように、右から頭、胸、お腹と連なっており、コスラエの象徴となって島民に親しまれております。
自動車のナンバープレートにもしっかりIsland of the Sleeping Lady と記載されております!

コスラエ島はだいたい10km四方、総面積116㎢ のおむすび型をした小さな島です。
この小さな島に人口約7,000人(2010年統計)が生活をしています。

ただ、グアムやハワイ、アメリカ本土に出稼ぎや留学に行く人たちも少なくなく、実際に生活をしているともっと島民は少ないように感じます。
コスラエで最も特徴的なことが、ほとんどの島民がキリスト教徒であることです。このことに関しては大変興味深いですので、また改めて掘り下げてお話したいと思います。

島は4つの自治体に分かれております。
コスラエの玄関口タフンサーク村、州都トフォルがある商業地区レラ村、第二次世界大戦のときに旧日本軍が司令部を置いていたマレム村、そして、マングローブ水路や滝など天然の資源に恵まれたウトウェ村。

日本のように何丁目の何番地という住所はありません。
「キミはどこに住んでいるの?」と聞かれた場合、「○○村の○○さんの家!」と言えば島民は分かります。

舗装された道路は1本しかなく、絶対に迷いません (^-^)v
北西にある空港から南のウトウェ村の入り口までしか舗装されておらず、道路の端から端まで車を運転して30分くらいでしょうか。周回道路ではないため、島の西側には車では行けません。ボードを使うしか方法がなく、そこのエリアは秘境です。

ちなみにコスラエの空港。
「コスラエってその規模で国際空港なの?」と質問されることがあります。
はい、国際空港です。
すぐお隣がマーシャル諸島(クワジェリン)のため、れっきとした「国際空港」Kosrae International Airport です!

少しずつコスラエ島のイメージを膨らませることができましたしょうか?
それではいったい、コスラエ人はどういう人たちなのか!
どういう言語を話しているのか!
どういうものを食べて生活しているのか!
次号以降、いよいよコスラエの人々に迫ります!!

それではみなさん、Kuht fah ohsun !!

 

コラムニスト

コスラエ太郎さん


コスラエ州政府観光局のお手伝いをする傍ら、旅行者が来るとダイブガイド、ツアーガイドに変身します!コスラエのホテル、ダイビング、 各種ツアーの手配も行っています。コスラエの観光業で働く唯一の日本人です。コスラエについてお気軽に日本語でお問い合わせください。

>> ホームページ:http://kosrae.wix.com/tour
>> 日本語メール・アドレス:kosrae.fsm@gmail.com
>> コスラエ州政府観光局Facebook:www.facebook.com/kosrae.jp

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Koga

DIVER ONLINE 編集部

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