北から南へ、多様な日本の海
企画写真展『海から見たニッポン』は2部構成です。
(1)は、5人の水中写真家による「海流が育むいのち」。北から、関勝則さん「知床」、鍵井靖章さん「三陸」、佐藤輝さん「相模湾」、阿部秀樹さん「紀伊半島」、高久 至さん（屋久島）が、海流の影響を受けるそれぞれのフィールドで、海中の様子、生き物たちの営みを捉えた作品を披露しています。全100点にも及ぶ写真は見応え十分。
パーテーションで５つの海に区切られた会場を巡ると、日本の海の多様性を感じることができます。その海ならではの貴重な生態を捉えた写真も多く、解説文を読みながらじっくり回るのがおすすめです。
連動公開のWeb動画も注目
会場の一画では、開催記念のweb動画を常時上映。出展者5人と監修者工藤孝浩さん（日本魚類学会）が、「黒潮」と「親潮」をキーワードに語ります。展示された作品にまつわるお話もあり、写真展をより楽しめますね。
この動画、トータルすると１時間以上になりますが、サイトでも公開されているので、気になる方は事前に見るのもいいかもしれません。遠方で会場には行かれないという方もぜひ。
web動画はこちら
写真右から、佐藤輝さん、阿部秀樹さん、高久至さん
木村文乃さんの感性がきらり
（2）の 「is Blue」では、ダイビングを愛する女優 木村文乃さんが写真家の鍵井靖章さんと全国の海を回り、感じた思いを写真とコメントで綴っています。
沖縄、鹿児島、瀬戸内海、和歌山、能登、三陸、北海道。それぞれの地に人と海のつながりがありました。
フジフイルム スクエア 企画写真展 『海から見たニッポン』
（1） 「海流が育むいのち」 〜黒潮の力、親潮の恵み〜
（2） 「is Blue」 鍵井靖章×木村文乃
■開催日 2021年3月12日（金）〜2021年4月1日（木）
■時間 10：00〜19：00 （最終日は14：00まで／入館は終了10分前まで） 会期中無休
■会場 FUJIFILM SQUARE（フジフイルム スクエア）内、富士フイルムフォトサロン 東京 スペース1・2・ミニギャラリー
■入場料 無料
■主催 富士フイルム株式会社
●詳細はこちら
（1）「海流が育むいのち」 〜黒潮の力、親潮の恵み〜
（2） 「is Blue」 鍵井靖章×木村文乃
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