生きた宝石、ホタルイカモドキ科の仲間たち 堀口和重の撮ったどぉ〜!ライトトラップ獲物図録 Vol.7

コラムニスト:堀口和重
vol.7 生きた宝石、ホタルイカモドキ科の仲間たち

今年10月に見られたホタルイカモドキ科の仲間

月刊ダイバー11月号の「全国ライトトラップガイド」は見ていただけたでしょうか?
企画にはもちろん僕も協力し、いくつか写真も掲載していただきました!まだご覧になっていない方はぜひチェックしてください。
今回は、その特集で2カット紹介した生きものについて、より詳しく皆さんに紹介したいと思います!

その生きものとは……
発光器が輝き、美しいボディの持ち主。ホタルイカモドキ科の仲間です。

「“ホタルイカモドキ科の仲間”って、おいおい、随分曖昧じゃないか〜」と思っちゃいました?
実は、このイカの種類の同定はとても難しく、現在では、「科」からさらに4属までの種類に分けられるのですが、僕の知識では「科」までしか分からず・・・すみません^^;
最近は、だんだんと種類が分かってきているようなので、きちっと判明した際にはまたお知らせしますね。

それにしても、それだけ奥が深い生きものたちが観察できるライトトラップ、やっぱりおもしろいですね!

さて、この“ホタルイカモドキ科の仲間”(長くて大変…^^;)ですが、
特徴は、なんといっても宝石のような腹側(下面)全面と、触手や目の周りに無数にある発光器。ちなみに光るのは、敵への威嚇、自分の体を水面の光に合わせて発光することで、下から見た捕食者に見つかりにくくする=身を守るためと考えられています。

肉眼で見るのは難しいですが、写真で撮ったあとに見てみると分かりやすいです。発光器の系列や足についている吸盤の数などで種類を判別しているようです。

ちなみに僕の最近の夢は、
ダイオウイカに代わって、このホタルイカモドキ科がフィーバーを起こし、「このホタルイカモドキ科の仲間は発光器が○列だから○○○ホタルイカモドキだろう」や「この目の位置に発光器があるからこの○○○ホタルイカモドキだろう」などと、語るダイバーがたくさん現れること。
まるで夢見る少年です。笑

このイカの仲間たちは、10月・11月と、ほぼ毎週のように観察できているので、狙うなら今がチャンス!!
生きた海の宝石を実際に皆さんの目で確かめてみてください。

コラムニスト

堀口 和重(ほりぐち・かずしげ)さん
西伊豆大瀬崎の<大瀬館マリンサービス>でガイドとして勤務。好きな生物は、クラゲ類・幼生類・ホタルイカモドキの仲間などの浮遊系。水中写真家・阿部秀樹氏のライトトラップに影響を受け、3年前よりナイトダイビングが可能な日は撮影&ガイドを行っている。1986年生まれ。

>>大瀬館マリンサービス

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Amano

DIVER ONLINE 編集部

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