抱卵の季節
雪も降り始めた北海道。
水温も15度台になり海の中では新しい命の始まりの季節がやってきました。
クジメ、アイナメ(北海道ではアブラコ)、サケなど
の抱卵 ハッチアウトがみれます。
クジメ
10月の初めころからクジメの抱卵がはじまりました。
青がかった中にオレンジが輝く綺麗な卵。
オスのクジメが必死に卵を守っています。
モテモテのオスはいくつもの卵塊を守っています。
早い卵塊はもう目が出てきています。
函館(臼尻)では早くもハッチアウトが始まっている卵塊も
アイナメ (アブラコ)
クジメの抱卵の次はアイナメたちの抱卵が始まります。
北海道ではアイナメをアブラコと呼ぶこともあります。
産卵の時期がくるとオスは婚姻色になり綺麗な黄金色をみせてくれます。
アイナメの卵塊は薄いピンク、ブルー、パープルと
クジメの卵とはまた違った美しさが♪
必死にひれで卵塊を抑え守っているお父さんアイナメはかっこいいです。
と・・・アイナメの卵塊の中に・・・・
クジメの卵塊みたいのが・・・
実はこれスジアイナメとの交雑種なんだそうです。
ちなみにこれがスジアイナメの卵塊
あと、海から戻ってきたサケたちの遡上・産卵も川で見ることもできます。
これから12月までには
ケムシカジカ、オニカジカ、ホテイウオ(ゴッコ)などの産卵抱卵が始まります。
寒い北海道の海ですがこれからが北のダイビングシーズンが始まりますよ。
Written by
route58.kariyushi -HISAKI-
北海道の海を愛し、積丹をメインに潜ってます♪北海道の海を中心に紹介させていただきます。