海底遺跡が見たい! おすすめダイビングエリアと解説

海の世界にはまだまだ私たちの想像や理解を超えた謎が眠っている。まるで、神殿を思わせるような巨石群、人の手が加えられたような痕跡……それらはいったい何を意味しているのだろう。人工物? それとも波の作用などによって偶然できたもの? 古代ロマンに思いをはせつつ、神秘の海底遺跡ダイビングを体験してみよう。

海底遺跡を見に行こう!

与那国島の遺跡ポイント

国内で代表する海底遺跡ポイントといえば、なんといっても沖縄県・与那国島の「遺跡ポイント」が有名だ。これは今から30年ほど前に地元ダイバーによって発見され、以来、琉球大学木村教授らによって研究が進められている。人工物か否かについては諸説あり、まだ県からは遺跡との認定は受けていないが、人気のダイビングポイントとなっている。階段状になった巨大な壁が東西約250m、南北150mにもわたって続き、「城門」「メインテラス」「二枚岩」「亀のモニュメント」など、さながら本物の遺跡観光のようなダイビングが楽しめる。

もっと知りたい海底遺跡のこと

海底遺跡とは?

一般には、地上で造られた都市や構造物が海面の上昇や地震による地殻変動などの理由で海底に沈んで遺跡となったものを指す。国内では100か所以上が確認されているが、ダイビングの世界でいう海底遺跡は、それらとは少し意味合いが異なっていて、本物の遺跡かどうか定かではないが遺跡のように見える、といったものも含まれる。専門家によって本格的に研究が進められているところもあるが、古代ロマンに思いを馳せる、そんなダイビングスタイルが人気を呼んでいる。

その他のダイビング遺跡ポイントは?

与那国島の他にダイバーが潜れる遺跡ポイントとしては、出雲市日御碕沖、沖縄本島北谷沖、静岡県熱海沖、福岡県沖ノ島などがある。また海底遺跡とは異なるが、神奈川県根府川沖には関東大震災によって当時崖の中腹にあった旧根府川駅の列車やプラットホームが海へと崩れ落ち、列車は引き上げられたが、プラットホームの残骸やレールなどが今もなお海の中にたたずんでいる。ホームは今では魚たちの隠れ家になっている。

海底遺跡と呼ばれるポイントに潜ると、大昔、海に没したと言われるアトランティス大陸やムー大陸伝説がもしかしたら本当なのかもしれない……そんなことを考えるダイバーも少なくない。本当かどうか、ぜひその目で確かめてみて!

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DIVER ONLINE 編集部

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