アドバンスド オープン ウォーター コース
Cカードを取得した次のステップとしてメジャーといえるのが、アドバンスドオープンウォーターコース(AOW)。ディープダイビングやナイトダイブなど、テーマと目的を持ったダイビングの楽しさを体感することができます。受講費用は5万円~8万円くらいが一般的。
スペシャルティ ダイバー コース
講習ごとに受講資格や講習内容は異なりますが、学科と海洋実習2ダイブが平均的な講習内容になります。海への興味を広げたり、スキルを磨くコースが充実しているのが特徴です。選択できるおもなダイビングは下に紹介します。行きたい海やしたいことなど、自分の興味やテーマに沿って選択して、知識やスキルを深めるとよいでしょう。
●スペシャルティコース
・中性浮力 ・ナビゲーション ・ ボートダイビング ・水中写真 ・ドリフトダイビング ・レックダイビング ・水中ナチュラリスト
レスキュー ダイバー コース
ダイバーにとって不可欠なスキルとなるレスキューテクニックを学ぶのが、レスキュー ダイバー コース(RED)です。トラブルを未然に防ぐことに重点を置いて講習を行います。
まずは自分の安全のためのセルフレスキューから入り、バディやグループへと視野を広げていきます。トラブルが発生したときの、適切な判断と素早い対応もしっかり学び、CPR(心配蘇生法)など緊急時の対応を学ぶコースの受講が前提となる場合が多い。受講費用はだいたい6万円~8万円台。
マスター スクーバ ダイバー コース
マスター スクーバ ダイバー(MSD)はアマチュアの最高峰となるランク。指導団体により異なるものの、多くは4~5つのスペシャルティ取得し、50本のダイブ経験を得ることで認定されます。
このように、専門のコースがあるわけではなく、条件を満たしたダイバーが取得可能となります。
おもな指導団体のステップアップコース
PADI
PADI(パディ)では、アドベンチャー・ダイビングを3つ受けることで認定されるのが、「アドベンチャー・ダイバー」、5つ受けることで認定されるのが、「アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー」です。
「アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー」を取得する過程で、「アドベンチャー・ダイバー」の認定もいっしょに受けるダイバーが多いのが特徴です。
SSI
SSI (エスエスアイ)の講習では、一般的にアドバンスドコースと呼ばれるランクに相当するのが、「アドバンスドアドベンチュアラー」です。
SSIの「アドヴァンスドオープンウォーターダイバー」は、アドバンスド コースのレベルとしては、最高峰の基準を設定。またレスキューコースは、ストレス&レスキューという名称でスペシャルティに含まれています。
NAUI
NAUI(ナウイ)の場合、「アドバンススクーバダイバーコース」は、4本以上の海洋実習で認定されます。また、レスキューコースは「スペシャルティダイバーコース」のひとつとして用意されていて、「マスタースクーバダイバーコース」に参加するときの前提資格となっているため、ステップアップするときには必要となります。