上五島といえば、椿油が練り込まれた「五島手延べうどん」が有名。かつては家庭で食べるだけの量が冬場にしか作られなかったことから、幻のうどんとも呼ばれる

「上五島のごっつ。フェア2017」の開催に先駆け、1月20日夜、レセプションパーティーが開催された。同フェアは、際コーポレーションと長崎県新上五島町が連携して実施しているもので、今年で４回目。1月21日～3月20日までの２か月間、際コーポレーションが運営する都内22の店舗で、上五島の食材を和洋中の多彩なバリエーションでメニュー提供する。上五島の食材の可能性を追求し、新たなごっつ（ごちそう）を提案するというもの。

レセプションには、新上五島町の観光商工課松竹課長補佐が来場し、上五島の魅力を紹介

上五島で欠かせない食材「あご」（飛魚）は、毎年10月頃に漁が行われる。あご出汁でいただく五島うどんは絶品

どこを切っても程よく脂がのっていることから、名付けられた「金太郎鮪」。上五島で養殖されているクロマグロで、この日は74kgもの解体ショーも行われた

新上五島に唯一ある蔵元、五島灘酒造。上五島で収穫される芋だけを使った焼酎「五島灘」は、力強い香りで食材との相性も抜群

レセプションでは、和洋中さまざまにアレンジされた上五島の新鮮食材や伝統特産品の試食も行われた

上五島から、「まるふじ製麺所」の田中社長（写真左）と水産加工会社「はたした」の畑下社長も駆けつけ、特産品の製造工程や風味について紹介した

【上五島のごっつ。フェア2017】概要
■期間：2017年1月21日（土）～3月20日（月）
■実施店：際コーポレーション運営の都内和洋中22店
http://www.kiwa-group.co.jp/news/news.php?id=225

【和食9店舗】
日本列島酒場 上五島（渋谷）、ゆるり屋（渋谷）、黒長兵衛（羽田）、ぴんとこな（六本木）、魚吉三（神楽坂）、ヒカリ屋（深川）、たつみ屋（秋葉原、浅草）、葱や平吉（芝）

【洋食イタリアン7店舗】
パリアッチョ（深川、丸の内、汐留、芝）マルゲリータパリアッチョ（神楽坂）、サンタマリア（南青山）、デモデクィーン（渋谷）

【中華6店舗】
タイガー餃子会舘（渋谷）、胡同マンダリン（銀座）、虎萬元（南青山）、菜根譚月居（赤坂）青菜（丸の内）ブルーリリー（六本木）

計22店舗（実施内容は店舗によって異なります）

2017年1月23日