コスラエは「ミクロネシアの宝石Jewel of Micronesia」と呼ばれています。
この意味は本当にコスラエ島で宝石が獲れる訳ではなく、コスラエは、ミクロネシア随一のマングローブ樹林、コスラエ固有種の木、咲き乱れるハイビスカス、柑橘系の果物など、まるで宝石のような天然の自然・資源に恵まれているということです。
島の周りを珊瑚礁に囲まれたコスラエにとって、この珊瑚もまた「ミクロネシアの宝石」と呼ばれる一つの資源であり、ダイビングはコスラエで最もエキサイティングなアクティビティの一つです。
コスラエのダイビング・インストラクターにコスラエ・ダイビングの目玉は何かを尋ねると、皆一様に同じ答えが返ってきます。
「手付かずのハード・コーラル」
「圧倒的なビジビリティ(透明度)」
コスラエには200種類を超える珊瑚が生息し、そのほとんどがハード・コーラルです。
まだ開発の手が回っていないコスラエでは、その200種類を越える珊瑚が手付かずの状態で生息し、無垢な姿を留めております。まるで宝石のようなその美しさは思わず息をのみます。
また、コスラエの海は抜群の透明度を誇り、水中の視界は海が荒れる冬場でも30m以上あり、波の静かな夏場は70m以上にもなります。
コスラエで活躍しているインストラクターの話しでは、絶好調の時は100m先まで見渡せることもあると言います。この手付かずの珊瑚を守るため、50カ所を超えるダイビング・スポットに目印のブイが設けられています。
コスラエは小さな島がすぐ近くのリーフに囲まれているため、それらのダイビング・スポットまでボートでわずか10分足らず。この気軽さもダイバーに好評を得ています。
光が射し込んで美しさが増す
コスラエ島にはダイブ・ショップが3つ(PADI, NAUI)あります。残念ながら、現在は日系のダイブ・ショップはありませんので、まだまだ日本ではコスラエ自体、知名度がとても低く、この素晴らしいダイビング資源もほとんど知られておりません。
コスラエ太郎も潜ります。
このミクロネシアの宝石を独り占めしています ^^
その体験記はまた別の機会にお伝えしたいと思います。
さぁ、みなさんもミクロネシアの宝石を独り占めしてみませんか?
この珊瑚と透明度、とにかく圧巻です!
次号は9月に訪れた日本の大学生によるフリー・ペーパーSnufkinの体験型ツアーの様子をリポートします!
それではみなさん、Kuht fah ohsun !!
※写真提供 Kosrae Nautilus Resort(Photo by Matt Shepherd)
コラムニスト
コスラエ太郎さん
コスラエ州政府観光局のお手伝いをする傍ら、旅行者が来るとダイブガイド、ツアーガイドに変身します!コスラエのホテル、ダイビング、 各種ツアーの手配も行っています。コスラエの観光業で働く唯一の日本人です。コスラエについてお気軽に日本語でお問い合わせください。
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