観光促進の手伝いをするためにこの春より、海に囲まれた太平洋の島コスラエに移住したコスラエ太郎、実は完全に山派(>▽<)
ダイビングはおろか、海に顔をつけたことすらありませんでした。
「ダイビングを観光資源の一つとしている以上、自分が潜らなければ話にならない!」
一念発起して、PADIオープン・ウォーターに挑戦しました。
私がお世話になったのは、Pacific Treelodge Resort、アメリカ人のマーク(旦那さん)とイタリア人のマリア(奥さん)が夫婦で、安全で心温まるケアをしているダイブ・ショップ&ホテルです。
さて、受講開始、まずは学科講習からスタートです。
ダイビングの知識など全くありませんでしたが、テキストやDVD、実際のダイビング機材を使ったインストラクターのデモンストレーションなど、とても分かりやすい説明で、ダイビングのためのみならず、今後、海と生活をともにしていく上でも興味深い知識ばかりです。
学科講習の次は実際に機材を使っての限定水域での実習です。
海に囲まれたコスラエでは、プールではなく、実際に、海底に足が着くほどの浅瀬で行います。
ダイビング機材を見ることすら初めてだったコスラエ太郎、実際にフル装備してみるとかなり重く感じました。
この限定水域での実習でダイビングの必須スキルを学びます。
限定水域での実習を終えると、いよいよダイビング実践です。
初めて海にエントリーして、海面から海底を覗き込んだ感動は今でも忘れません。一生の思い出です。
透明度の高いコスラエでは海にエントリーする前のボートから20m以上も深さのある海底の珊瑚を見ることが出来ます。初めて海面から海底を覗き込んだとき、一面に広がる珊瑚の王国に、レギュレーターを付けたまま、思わず「おぉーーー!」と声にしたことを覚えています。
4回の海洋実習を終えると、ついにオープン・ウォーターCカード取得です。
このときにはすでにダイビングの魅力に惹き込まれてしまっています。
ダイビングを経験する前は、「こんな危険なこと溺れ死に行くようなもの」と勝手に思い込んでいましたが、常識的なルールさえ守れば危険はなく、今では次のダイビングが楽しみで仕方がありません。
海の世界を知ると、陸の世界まで違って見えてきます。
コスラエに日本人ダイバーがいらっしゃるときはコスラエ太郎も潜ります。
まだまだガイドを出来るほど知識もないのですが、ダイバーの方々と純粋に海の中を楽しむとともに、感動を共有できることに喜びを感じています。
私がお世話になったPacific Treelodge Resort は、英語での講習ですが、日本語のテキストもDVDもあり、私以外にも日本人を教えた経験がありますので、語学が心配な方も安心して受講できます。
ダイビング・ライセンスCカード取得を目的としたコスラエ滞在も是非オススメです!
圧倒的な透明度と壮大な珊瑚の王国の中でダイビングを始めてみませんか?
2011年最後となる次号はコスラエ秘境の大自然をご紹介します。
それではみなさん、Kuht fah ohsun !!
コラムニスト
コスラエ太郎さん
コスラエ州政府観光局のお手伝いをする傍ら、旅行者が来るとダイブガイド、ツアーガイドに変身します!コスラエのホテル、ダイビング、 各種ツアーの手配も行っています。コスラエの観光業で働く唯一の日本人です。コスラエについてお気軽に日本語でお問い合わせください。
>> ホームページ:http://kosrae.wix.com/tour
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