Kom fuhkah ?
こんにちはコスラエ太郎です!
みなさんはSNUFKIN という旅行フリー・ペーパーをご存知ですか?
スナフキンは「若者に旅の魅力を伝え、旅へのキッカケを提供する」をコンセプトにしている学生団体であり、そのフリー・ペーパーです。
南国移住記の第6話は、9月に行った、学生団体スナフキンのメンバー、大学生2名によるコスラエ体験型ツアーの様子をリポートします!
「一般の観光ツアーではなく、コスラエを体験するような滞在をしたい」というオファーをいただき、下記のような体験型ツアーを用意しました。
1日目(土曜日) ラジオ出演とホームステイ体験
2日目(日曜日) 安息日体験と島内巡り
3日目(月曜日) マングローブ・ツアーと小学校訪問
1日目の午前はコスラエのラジオ出演です。
娯楽の少ないコスラエにとって、ラジオは島民の最大の楽しみの一つ。しかもコスラエにラジオ局は一つしかないため、多くの島民がスナフキン出演のラジオ放送を耳にしました。
放送後、島内でスナフキンのメンバー2人が有名になったことは言うまでもありません (^-^)v
午後はホームステイです。
コスラエはとにかく大家族です。今回お世話になった家族も9人暮らし!
しかし、9人も決して多い方ではなく、コスラエでは10人を超える家族も珍しくありません。
そのホームステイ先の家族と一緒にコスラエのローカル・フード、「タロイモ」の収穫と「ファショク」の調理を体験していただきました。
湿地帯にズボズボと入って行き、泥まみれになりながらの収穫。タロイモは土の中深く、しっかりと根を生やしているため、 たった一つの収穫も並大抵の苦労ではありません。
収穫した後は、タロイモ料理「ファショク」の調理です。
「ファショク」はコスラエのローカル料理で、この調理も本当に大変です。2、3行ではとても語り尽くせない、丸1日費やす作業ですので、次号で改めてじっくり紹介させていただきます。
2日目は午前に教会を訪問し、午後は島内巡りをしました。
コスラエの日曜日は安息日です。午前中は教会で讃美歌を聞き、サンデー・スープを飲み、午後はゆっくり休みます。コスラエの文化と歴史に触れるには、日曜日が一番良いです。
3日目はマングローブ・ツアーと小学校訪問です。
コスラエにはミクロネシア最大のマングローブ水路があり、伝統的アウトリガー・カヌーでマングローブ水路を巡るツアーは、コスラエの豊かな自然に触れるコスラエ観光の一番の目玉です。
小学校訪問では、実際に1コマ授業をしてもらうことにし、コスラエの子供たちとラジオ体操を踊りました。
始めは照れ臭そうにしていた子供たちもラジオ体操の音楽が流れ始めると、笑顔が弾け、「踊る」というより「暴れる」という言葉の方が合っているくらい物凄いエネルギーで全身を使ってラジオ体操をしていました。
10人ちょっとで始めたラジオ体操もアンコールの2回目には、40名以上の子供たちが参加し、「両足飛び」のパートでは、まるで地響きが轟いているかのごとく、みんな大笑いしながら、目一杯ピョンピョンとジャンプをしていました。子供たちの楽しそうな光景を見ているとこちらまで元気になり、幸せな気持ちになりました (^O^)/
こうして学生団体スナフキンのメンバー、大学生2名によるコスラエ体験型ツアーは終了しました。
このツアーの様子はスナフキン11月発行号で掲載されると聞いていますので、みなさんどうぞフリー・ペーパーを手に取ってご覧になってください。
コスラエ体験型ツアーはみなさんも参加できます。
コスラエにいらっしゃる際は、ぜひコスラエ文化体験をお楽しみください!
次号はスナフキンのメンバーも挑戦したコスラエのローカル・フード、タロイモ料理「ファショク」の作り方をご紹介します!
それではみなさん、Kuht fah ohsun !!
コラムニスト
コスラエ太郎さん
コスラエ州政府観光局のお手伝いをする傍ら、旅行者が来るとダイブガイド、ツアーガイドに変身します!コスラエのホテル、ダイビング、 各種ツアーの手配も行っています。コスラエの観光業で働く唯一の日本人です。コスラエについてお気軽に日本語でお問い合わせください。
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