オオメジロザメに肉迫、その一瞬の動きを捉えた作品を前にした清水淳さん
11月3日から、東京新宿の〈オリンパスギャラリー東京〉にて、清水淳さんの写真展 「UNDERWATER PHOTOGRAPHER」が始まっている。水中写真を撮り始めて今年で30年。水中世界の「美しい」を探して世界の海に潜り続けてきた清水さんは、カメラテストや作例写真の提供などさまざまな形で、20年にわたってオリンパス社のカメラ研究開発に力を貸してきた。今回の展示された約30点の作品は、清水さんも開発チームの一員として加わった最新ミラーレス一眼カメラ E-M1 Mark IIによる撮り下ろしだ。
コスタリカ・ココ島のハンマーヘッドシャーク、メキシコのオオメジロザメや神秘的な地底湖セノーテ、ラパスのアシカ、モルディブのカラフルな魚たちなど、魅惑の海中世界が大判プリントで展示された。8mmフィッシュアイレンズで撮影された作品が多く、しかも展示作の3/4がのノーフラッシュ(自然光)で撮影されている。
デジカメ水中撮影に初期から関わってきた清水さんは、「E-M1 Mark IIはとうとうここまで来た、というカメラです。最新のテクノロジーを駆使したこのカメラなくして撮れなかった作品が何点もあります」と感慨深げだった。
11月3日の夜に行われたオープニングパーティには、写真家の中村征夫さんも駆けつけ、祝辞を述べ乾杯の音頭を取った。
東京展は、11/8まで。12/1〜1には、大阪展開催予定。
中村征夫さんも75%が自然光撮影という作品群に驚きを見せた
水中写真セミナーの講師としても活躍する清水さん。お弟子さんたちの写真展も同時開催中
中村征夫さんほか、関係者の皆さんと。オープニングパーティにて
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2017年11月6日