DIVE BIZ SHOW 2018 カメラ編 vol.1

1/23,24に開催されたDIVE BIZ SHOW 2018。この記事では水中カメラ機材をご紹介!

1/23,24に東京の恵比寿で開催された「DIVE BIZ SHOW 2018」の中で展示されていた最新の水中カメラ機材や気になる製品のなかから、今回のvol.1ではRGBlue、 AQUAPAZZA 、SEA&SEAをご紹介!

RGBlue 初のスポット照射に特化したダイビングライト。

RGBと言えばSystem01〜03まで水中撮影(主に生物撮影)に特化した照射範囲が広く、自然光に近い光にムラのないライトを揃えていた。
しかし、今回のSystem01spot beamは今までのライトの使い勝手はそのままに光の照射角を狭くし、最大照射距離を大幅に伸ばし、一点を明るくすることで生物の探索やガイドライトとして使用できるライトだ。また、2種類の点滅パターンがあり、ダイバー間のコミュニケーションにも役立つ機能が搭載された。

ライト先端に取り付けるビームアタッチメント

ライト先端にビームアタッチの取り付けができるのだが、取り付けない場合は照射角17°のフラッド光と5°のビーム光の組み合わせた光となる。ある程度広い範囲を照らすことができるので、動きのある生物を探索するのに最適な照射角となっている。

先端にビームアタッチメントという照射角をさらに狭くするアタッチメントの取り付けることにより照射角が5°になり、さらに狭い範囲の照射が可能となる。何かをさし示すライトとして使うことができ、ダイバー間でのコミュニケーションを取ることもできる。

このモデルは陸上での使用も可能になり、ナイトダイブや足場の暗い場面などで通常のライトとして使用できるのであらゆるシーンで活用が期待できそうだ。

水中用三脚の登場!

三脚にライトを取り付けた時のバランスも良い

ライトの他にも気なる製品があったのでご紹介。

水中で使用できる三脚だ。水中で三脚を使用している人はそんなに多くないが、今まで水中用の三脚がなく、陸で使うものを水中で使用するしかなかった。陸上での使用を想定した三脚はサビに弱く、砂や塩を噛んでしまい快適に使えるものではなかっただろう。
この三脚はシンプルな構造にサビにくい金属を使用しているのでダイビングの使用に最適だ。

折りたたんだ際はコンパクトで持ち運びも便利

RGBlueのクイックシューシステムの種類が豊富なため、取り付けられるカメラやストロボに幅があるのも嬉しい点だ。

定点撮影やライトを複数使用し、マクロ撮影を今後さらに快適にしてくれるだろう。
水中で使うことを前提として作られているので海辺や川などのアクティビティにも積極的に使うことができそうだ。

AQUAPAZZA  カメラ性能を最大限に引き出す水中ハウジング

Panasonic GH5専用水中ハウジング

高画質の映像や写真は画質の粗も鮮明に捉えてしまう。レンズの鏡筒部のわずかな傾きやポートのガラス面までの距離など水中では高画質化のためにクリアしなければならない壁がいくつもある。それらの問題を解決できるようハウジングづくりをしているのがAQUAPAZZAだ。

耐水圧にも力を入れている。水中で撮影する際一番恐いのがハウジング内への浸水だ。
このリスクを可能な限り低くできるよう、ダブルOリングの採用など様々な工夫が施されている。
レンズポートのラインナップもワイドからマクロまでレンズに専用設計されており、今後さらに増える予定だ。

グリップ部分が可動式になっており安定した姿勢で撮影が行える

高画質の映像や写真は画質の粗も鮮明に捉えてしまう。レンズの鏡筒部のわずかな傾きやポートのガラス面までの距離など水中では高画質化のためにクリアしなければならない壁がいくつもある。それらの問題を解決できるようハウジングづくりをしているのがAQUAPAZZAだ。

耐水圧にも力を入れている。水中で撮影する際一番恐いのがハウジング内への浸水だ。
このリスクを可能な限り低くできるよう、ダブルOリングの採用など様々な工夫が施されている。
レンズポートのラインナップもワイドからマクロまでレンズに専用設計されており、今後さらに増える予定だ。

レンズ鏡筒部の傾きを防ぐ機構

SEA&SEA 被写体との距離をつめるコンパクトマクロポート

被写体とレンズの距離をより短くするために開発されたDXマクロポート15。
水中で被写体に近づいて撮影することは高画質マクロ撮影における重要なポイントの一つだ。
このマクロポートはポート先端のガラス面に数センチまで寄ることができ、浮遊物などに邪魔される心配も少なく撮影が可能となるだろう。

また、ポートが極端に短いため被写体にポートの影が写ってしまう恐れも少なくなるだろう。
レンズの焦点距離が換算56mmで片目で見た画角に近いので被写体を見失うことも少なくなりそうだ。
対応レンズはCanon EF-S35mmマクロに使用できる専用ポートになっており、キヤノンのAPS-C機の一眼レフカメラで撮影している方はぜひこの製品を検討してみてほしい。

ストロボの大光量をマクロ撮影に。M67マクロディフューザー(仮)

そして、もう一つ新しい製品として注目したいのはM67マクロディフューザー(仮)。
まだ発売日など決まっているわけではなく試作段階ではあるが、ストロボの大光量をマクロ撮影にも活用できる製品だった。
これはポートにディフューザーを取り付け後ろからストロボを当て、柔らかい光にすることで被写体に強い光が当たらないようにするためのものだ。

マクロ撮影には光のムラのない大光量のライトが撮影には向いているだろう。
しかし、光量という点ではライトの明るさはストロボの明るさに比べると足元にも及ばない。ただ、ストロボは光が一瞬かつ強力なためマクロ撮影での扱いがなかなか難しい。今回この製品がストロボを使用したマクロ撮影に新たな写真表現の幅を広げてくれるのではないかと期待できるものだった。

今回の記事で紹介しきれなかったものはカメラ編vol.2で紹介予定!
文・写真:中田

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Amano

DIVER ONLINE 編集部

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