2016年6月7日
金メダリスト・廣瀬花子選手もパフォーマンスを披露した
6月5日(日)、フリーダイビングの公式大会「TrueNorth フリーダイビングインドアカップ」が東京辰巳国際水泳場で開催された。 本大会は、ダイビングショップ「トゥルーノース浦安店」が主催し、閉息時間を競うスタティックと潜水距離で競うダイナミックの総合得点で順位が争われるフリーダイビングの公式大会。
先日のフリーダイビング国際大会で、CWT(コンスタントウェイト・ウィズ・フィン)において、日本・アジア新記録となる-99mを達成し、金メダルを獲得した廣瀬花子選手や、同じく日本代表選手である岡本美鈴選手をはじめ、6月24日〜7月4日に開催されるプールワールドチャンピオンシップinフィンランドの日本代表選手メンバーが10名以上参加、総勢34名による熱いパフォーマンスが繰り広げられた。
特に、日本記録保持者であり世界大会金メダリストである廣瀬選手や岡本選手、最高齢65歳でありながらSTA(スタティック/静止閉息)では5分49秒という好記録を残した永清徳男選手、DYN(ダイナミックウィズフィン/平行潜水距離フィンあり)で日本記録まであと一歩!という日本歴代2位の記録を残した結束あすみ選手らのパフォーマンスは会場を沸かせた。
大会の結果は以下の通り。
総合・女子
優勝 市原 由利子選手(STA:6分19秒/DYN175m 合計163.3point)
準優勝 結束 あすみ選手(STA:5分32秒/DYN182m 合計157.4point)
3位 大白 京子選手(STA:5分32秒/DYN136m 合計134.4point)
左から結束あすみ選手、市原由利子選手、大石京子選手
総合・男子
優勝 後藤 修一選手(STA:5分16秒/DYN179m 合計152.7point)
準優勝 川村 史郎選手(STA:4分05秒/DYN133m 合計115.5point)
3位 児島 光弘選手(STA:4分02秒/DYN119m 合計107.9point)
左から川村史郎選手、後藤修一選手、児島光弘選手
STA スタティック
男子優勝 大串 哲選手(6分31秒)
女子優勝 市原由利子選手(6分19秒)
DYN ダイナミックウィズフィン
男子優勝 大井 慎也選手(185m)
女子優勝 結束 あすみ選手(182m/日本歴代2位)
DNF ダイナミックウィズアウトフィン
男子優勝 田頭 一之選手(68m)
女子優勝 記録なし
閉会式では、入賞者の表彰とともに、プールワールドチャンピオンシップinフィンランドの日本代表選手紹介や、廣瀬選手の日本記録認定書の授与も行われ、最後まで盛り上がりを見せた。
次回は、同会場で12月3日(土)に開催予定。
大会主催:ダイビングショップトゥルーノース浦安店
>> webサイトはこちら
http://truenorth.jp
競技前の廣瀬選手とサポートの岡本選手。世界で活躍する人魚ジャパンの2人のコンビネーションが見られるのも嬉しい
プールワールドチャンピオンシップinフィンランドの日本代表選手たちも多く参加していた。活躍に期待!