マリン
ビギナーダイバー。昨年からトレーニングしているが、なかなか上達しない。口は一人前
ジョー
経験本数100本以上の中堅ダイバー。三味線の名手らしい
蝶々夫人
知識豊富なインストラクター。しかし、セレブ一家に育ったため、世間知らずなところがある
目指せ、ダイエット!?
ダイバー特典も上手に利用せよ
マリン:WWWWWhat? 50ドルを支払え!? なんで私だけっ!
蝶々夫人:そのバッグ25kgだもの。この航空会社の国際線は、無料で預けられる荷物の重量が、エコノミークラスで20kgまで。オーバーした分、エクセスを取られても仕方ないわ。
マ:超過料金ってこと!? ショック!
ジョー:何が入っているんだよ。
マ:お土産のワインとか。
ジ:アホだな〜。
蝶:ダイビング器材だけで12〜15kgになるから、器材以外のものをいかに軽く抑えるかが勝負なのにワインはないわよ。
マ:しゅ〜ん。
蝶:ま、安く済んだからまだよかったじゃない? エクセスは1kgにつき2US$という所もあれば、1,500円、はたまた8,400円と航空会社によって開きがあるし、中には「搭乗区間のエコノミー普通大人片道運賃×1.5%」という場合もあって、何万円も徴収される場合もあるのよ。
マ:でも悔しい! 色気で迫ってもだめ?
蝶:残念ながら最近は原油の高騰の影響もあって、超過料金も厳しく徴収されているみたい。重いものは機内持ち込みにするとか工夫しないと。
ジ:ただ機内持ち込みも大きさだけでなく重量制限があるから注意したほうがいいぜ。このエアラインは……5kgまでOKだ。
マ:じゃあ、機内持ち込みをしようとしてたバッグと機内預け荷物でオーバーした分の荷物を合わせて5kg以内におさめないとダメなのね。ムリ———。
蝶:予約時に連絡すればプラス10kg無料といったダイバー特典のある航空会社もあるから、これからは事前に調べて賢く利用するようにしましょ。軽量化できない誰かさんのために。
マ:蝶々夫人はどうやって軽量化しているの?
蝶:フィンは軽いプラスティック製のもの、バッグも軽いキャリーバッグにするなど1kgでも軽くなるようにしているわよ。後は、思い切ってビジネスクラスにしてしまうと、機内はぐんと快適だし、無料で預けられる荷物の重量も大幅にアップするし、優先的にチェックインもできるし、いいわよ〜。
ジ:おっ、出たなセレブ!!
蝶:座席のランクアップも早めの予約で割引があったり、マイレージプログラムをうまく利用すればお得なこともあるのよ。ふふふ。
ジ:じゃあ、俺たちもちょっとセレブ気分に浸るべく、マリンのこのワインでも、飲んじゃうか! 荷物の軽量化に協力するぜ。