車検のおはなし
1年に1度の車検日。ポナペでは名前の頭文字によって車検日が決まる。Policeへ行って車検書を出し、お願いする。するといつもの「タモリ」にそっくりの、いつでもサングラス、祖父が日本人で学校の先生をしていた、名前は「コイケ」さんが担当、本人は日本語は皆目わからないらしい。あいにくの雨で、何も言わずに手数料の請求書類をくれた。
「チェックはしないの?」
『外は雨だし、あんたはここまで乗ってきたからダイジョーブ( ポナペ語)』
昨年は灯火類、ワイパー、ホーン、バックする等をチェックした。新しいプレートをくれる事になっている今日は雨で外で濡れるのが嫌らしい。
Fainance(州の会計)に行き、10$を払って領収のスタンプをもらい、戻ってそれを提出すると来年までのステッカーをくれた。
「新しいナンバープレートは?」
『今朝終わってしまったからもう無いので前のままで良いよ』
家には数枚のナンバープレートが有る。ジープも今月だけどパーツがまだ来ないので来月かもしれない。おくれると5$余分に払わなければならない。
全てにアバウトなこの国には酒酔い運転、シートベルトの罰則や車両保険もない。信号もなく、横断歩道も手書きで普通のペンキで描くから数日経つと消えてしまう。
記憶にあるのは、バックライトの電球が切れていて気まぐれに免許証の提示を求められたくらい(5年間に1度だけ)。
一昨年は免許証の期限(4年ごと)が3年間も切れていたけれど…
『今日中に更新すればバッキン(ポナペ語)は要らないよ』
良し悪しは別として万事鷹揚で、法律とか規則はあっても厳格ではないのが良いと思います。
Written by
トム爺
ミクロネシア連邦・ポンペイ州からポナペ通信をお届けします。