【ポナペ通信】ココナッツのおはなし

ミクロネシア連邦・ポンペイ州より不定期にお届けするポナペ通信。現地よりトム爺がゆるーくお届けいたします。

ココナッツのおはなし

すぐそばに落ちてきたココナッツ。これを拾っていると1mそばにまた落ちてきた。当たれば即死かも。

もう芽が出てきた。

外側は堅い。中は繊維に包まれクッションになっているので、30m上から落ちてきても中は壊れない。

生まれたての赤ん坊みたい。目にあたる部分から根っこが生えてきて、口にあたるところが成長して木になる。

芽がでてきた。

おしゃぶりをくわえた赤ん坊みたい。

3人兄弟かな?

芽が出るころは中にスポンジ状の胚芽ができる。柔らかくてマシュマロみたい。ほのかに甘くて美味しい。

周りの白いのが感想するとコプラになる。もっと若いと柔らかくて、昔から在住日本人のあいだでは「イカ刺し」と称してわさび醤油で食べていた。もっと若いとゼリー状で発酵させて、現地では「ナタデココ」と呼ぶ。

中身を摺り下ろし、ココナッツミルクを作った。牛乳よりおいしいかも。外側の殻でカップを作ると手になじんで使いやすい。

ココナッツの直撃を受けて天国、または地獄に行く人は太平洋全般で年間4人いるそうだ。

木は材木として葉は屋根の材料、中の繊維は衣服やロープになり、外側から中身まですべて使える。一人あたり5本の木をもっていれば一生食えるそうだ。

 

Written by

トム爺 
ミクロネシア連邦・ポンペイ州からポナペ通信をお届けします。

AUTHOR

Kanesaka

DIVER ONLINE 編集部

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